6月17日、スーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」において最新のランキングが発表され、中国人民解放軍国防科学技術大学の「Tianhe-2」(天河二号、Milky Way-2)がトップになった。
TOP500は半年に一度開催されており、今回で41回目となる。Tianhe-2は前回1位の米オークリッジ国立研究所のスパコン「Titan」から首位を奪った。コンピューターの処理性能を表す単位の1つであるPFlopsは33.86PFlopsとなっており、Titanの17.59PFlopsと比べ倍近い性能を実現している。中国のスパコンが世界トップになるのは2010年11月以来となる。
1位Tianhe-2、2位Titanの後には、米エネルギー省ローレンス・リバモア国立研究所の「Sequoia」、日本・理化学研究所の「京」、米アルゴンヌ国立研究所の「Mira」と続いている。