エナジードンリンクでビンビンなのかっ!?
前回は野菜や果物の曲線美にハァハァしながら、色々な果物や野菜を電池にしてみた。そしてそのしくみで少し説明したが、基本的に材質の違う金属板を2枚用意して、その間に電気が流れるようにしてやれ(電解質を挟み込め)ば、何でも電池になる「ハズ」ということがわかった。そしてレモン電池の場合は、果汁が電気を通す電解質となっていることも判明した。
となれば、レモンを絞った果汁そのものに2枚の金属をつければ、電池になるのだろうか? しかもヤマイモやニンジンも電池にできたのなら、お茶やコーラ、エナジードリンクでも電池になる可能性を秘めている。なによりエナジードリンクなんか、イメージ的にスゲー発電できそうだ。今回はドリンク系とキワモノ系を電池にしてみることにしよう。
- 果物電池として利用した食べ物は、スタッフがおいしく食べましたがお腹を壊したりしませんでした。でもあなたが食べてもお腹を壊さない保証はしません。
- 食べ物やドリンクの選択基準は、基本的に発電できそうな「名前」から選んでいます。あとは筆者が食べたかったものです。
- 銅は食べると、銅だけに「ドウ」なるかわかりません。
- 亜鉛は食べると調子が悪くなるというより、アナタの股間のご子息が元気になる成分です。
でも酸っぱいものの方が強そうだから酢とかポッカレモンとか
果物電池の結果から、レモンが一番発電できたので、レモン果汁やお酢など酸っぱいものでまず試してみよう。実験に使ったのは、次のような装置だ。
まずはレモン果汁から試してみたところ、生のレモンとほぼ同じ0.98Vが取り出せた。次に酸っぱさにむせながら、お酢を試してみたところ1.03Vとなった。なんとお酢がこれまでの記録をすべて塗り替えてしまった!
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