このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

アスキー・ジャンク部リターンズ 第4回

“絶対王者”BLTと、“異端児”ハバネロトマトが登場

マクドナルドの新しいクォーターパウンダーは、肉密度1000%の超ボリュームだ!

2013年06月17日 20時49分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

無慈悲な肉厚に感動
これこそクォーターパウンダー

遂にクォーターパウンダーが姿を表した

中身はこのようになっている。なかなかのボリュームだが、そこはジャンク部、もちろん両方とも食べきる

 いよいよ試食会……なのだが、商品は大きいし、しかも2つあるし、どう提供されるのだろうと思いきや、2個いっぺんにフルサイズで出てきた。飲み物もセットになっており、「これがコーラだったらまさしくジャンクだぜ」と思っていたら、ウーロン茶だった。さすがに、賢明な判断といえる。

 食べた感想だが、とにかく通常の2.5倍のビーフパティが強烈で、まさに肉密度1000%といった趣きだ。ただ、サイズの都合上、中の具がはみ出ることもあり若干食べにくいので、その点は注意が必要かもしれない。

 味の方はどうかというと、BLTはサンドイッチ界の定番メニューだけあり、苦手だという人は少なそうな、オーソドックスな味わいだ。ビーフと3枚のベーコンが実にボリューミーだが、レモンの香るソースがなかなかさわやかで、夏に似合った味といえる。ただその分、大きな驚きはないかもしれない。

BLT。ベーコンのボリュームが強烈だった

 刺激を求めるなら、もう一方のハバネロトマトの方だろう。さすがにハバネロをうたうだけあって、ソースの辛味はなかなかのもの。その中にはガーリックやオニオンによるコクや旨味もあるわけだが、やはり辛味が強く利いているので、苦手な人は気をつけたいところ。ちなみに、マクドナルドの広報の方によれば、商品開発担当者いわく「今までのマクドナルドのメニューの中で一番辛いかも」ということだそう。確かに、挑戦的なメニューである。

ハバネロトマト。画像ではわかりにくいが、オレンジ色のハバネロソースが鮮やか

 しかし、「さすがに残すのはジャンク部の掟にそぐわない」ともぐもぐ普通に食べていたつもりが、結構な勢いだったらしく、周囲の人から怪訝な目で見られてしまった。そればかりか、マクドナルド側の取材陣に「あっ、もう食べ終えた方がいらっしゃいますね!」といきなり声をかけられたため、「モゴッ、おいひいとおもいまふ、モゴゴッ」と超不審な応対をしてしまい、気まずさのあまり急いでその場から退散するハメになった。そのせいで、食べ終えた写真を撮り終えるという失態を犯してしまうことに。ジャンク部失格である。

 その気まずい帰り道で思ったのは、この新商品は果たしてどれだけ世間にインパクトを与えることができるのか──ということだ。既にクォーターパウンダーは5年前に登場しており、その後もマクドナルドは「メガマック」など、強烈な商品を世に問うている。さらに言えば、他のファーストフード店でも、高ボリューム、高価格帯の商品が珍しくない。そういった状況の中で、このクォーターパウンダーは、どれだけの衝撃を世間にもたらすことができるのだろうか。そのあたりも、また楽しみなところである。

店頭に出ると、クォーターパウンダーの広告一色になっていた。果たしてマクドナルドは世界を驚かせることはできるのか?

 というわけで、今日のジャンク部はマクドナルドのクォーターパウンダー BLT、ハバネロトマトでした。ごちそうさまでした。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン