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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第13回

セパン戦速報! ミクZ4は逆境の中6位チェッカー

2013年06月16日 22時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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厳しい予選順位から
大逆転のシングルフィニッシュ!

 6月15~16日にかけて、SUPER GT 第3戦 セパンインターナショナルサーキットが開催されたので、われらがミクZ4こと「GSR 初音ミク BMW」の予選と決勝の結果をお伝えしよう。

 15日に行なわれた予選では、タイヤとマシンのマッチングに悩まされ、練習走行で片岡選手が上位のタイムを記録するも、予選1回目に谷口選手がドライブしたところ、タイムがいまひとつ伸びずになんと16番手タイムで、無念の予選1回目落ちとなってしまった。久しぶりの後方グリッドからのスタートとなってしまい、マシンに速さという武器がない以上、決勝レースで上位を目指すには作戦とドライバーのテクニック次第という苦境に立たされる。

 迎えた16日の決勝レース。気温は30度ちょいで、曇天のため太陽が顔を出さないという、比較的恵まれた天気となった。ミクZ4は予選の結果を受けて16番グリッドからスタート。ドライバーは片岡選手。

 片岡選手はスタートの混乱を上手く制して、タイヤを温存しながら順位を上げていく。ピットに入る頃には9位とシングル圏内までポジションアップしていた。

 タイヤを4本とも替えて、ドライバーも谷口選手にチェンジ。アウトラップでは19位まで落ちたが、周りのピットインなどもあり、徐々に順位をあげ、気がつくと6位を走っていた。しかし、ここから上にいるライバルたちの速さは驚異的で、なんとかついていくことはできるが、同じようなラップタイムで走っているのでまったく追いつけないという、膠着状況になった。

 最終的に前のライバルは抜けなかったが、しっかりと6位でチェッカーを受け、ポイントを取りこぼさずにゲットしたのであった。

 この結果、ランキング1位の#11 ゲイナー、2位の#16 無限とは10ポイント以上の差が開いてしまったものの、それでもランキング3位である(22ポイント)。まだまだ王座奪還を狙える位置だ。

 なお、痛車の順位は6位:ミクZ4、13位:IS GT-R、15位:エヴァマクラーレン、16位:マッハ先輩、19位:攻殻ポルシェというリザルトになった。

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