このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

高橋暁子の週刊ブックマーク 第4回

筆者の目線から1週間の出来事を振り返る 6月9日~15日

PRISM問題継続、Facebookでハッシュタグ、LINE50年デマ

2013年06月17日 09時00分更新

文● 高橋暁子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ソーシャルメディアに関する最新情報を追う著者高橋暁子の目線から、先週1週間のソーシャルメディア界隈の出来事を振り返ります。今回は6月9日から15日まで。リンクのない記事についてはタイトルで検索するなどして参照頂ければ幸いです(日付は著者がブックマークした日を指します)。

ブックマークした人:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『スマホ×ソーシャルで儲かる会社に変わる本』の他、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(以上、日本実業出版社)、『Facebook+Twitter販促の教科書』(翔泳社)、『Facebookで就活に成功する本』(自由国民社)などソーシャルメディア関連の著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

■Amazon.co.jpで購入

オバマ大統領、極秘情報収集プログラムについて説明──国民の安全とプライバシーはトレードオフ
(ITMedia/6月9日)

 IT企業9社が参加する情報収集プログラム「PRISM」問題について、オバマ大統領の弁明がありました。Verizonの通話記録収集プログラムでは電話番号と通話時間のデータを集めているだけであり、対象は非米国民であり、いずれもテロ対策であると説明。問題はこれで落ち着くのでしょうか。(高橋)

(参考)煙幕のような関与否定声明の向こうに本当の事実が透けて見える
(TechCrunch)

(参考)米国家安全保障局、Google、Apple、Microsoft、Facebook等のサーバーから直接データを収集(ワシントンポスト報道)
(TechCrunch)

(参考)ネット大手9社のサーバーも見られてる? 米政府の極秘国民監視活動「PRISM」の極秘資料がリーク、各社関与を否定
(GIZMODO)

(参考)PRISMの告発者は元CIA職員「私は正しいことをした」──Guardian報道
(ITmedia)

(参考)勇気あるヒーローなのかナイーブな夢想家なのか PRISM告発の行方
(オルタナティブブログ)

(参考)米NSA、大規模データの分散処理ソフトで情報収集拡大
(ウォール・ストリート・ジャーナル)

(参考)GoogleとFacebook、秘密裁判所からの情報要請状況開示の許可を連邦政府に申請
(ITmedia)

(参考)PRISMの極秘スライドがまだ1枚あった!関与否定したIT企業の嘘が明るみに。ツイッターひとり勝ち
(GIZMODO)


Facebookは家庭生活の脅威
(The Voice of Russia/6月9日)

 心理学者のデータによると、2012年英国では、離婚理由の3分の1がソーシャルメディアの使いすぎと関係があったとか。無用な嫉妬やトラブルが増えてしまうので、近すぎる人のアカウントはあまり見ない方がいいかもしれません。(高橋)


「稚拙でアホだった」復帰の南場智子氏すべてを語る
(日本経済新聞/6月10日)

 夫の看病のため退任していたMobageで知られるDeNA元社長南場智子氏が復職、自伝執筆にあたりインタビューに答えています。創業期からMobage誕生、現在までの同社や、その時の南場氏のことが分かり、非常に興味深いです。(高橋)

■Amazon.co.jpで購入


ほこたて「どんなパソコンにも侵入する世界最強ハッカーVS絶対に情報を守るネットワークセキュリティー」防御側の裏話
(Togetter/6月10日)

 テレビ番組『ほこ×たて』のハッカーVSネットワークセキュリティーの回に納得いかない視聴者が多数いました。Twitterでのやりとりで、技術的な部分がかなり編集されていたためと分かりました。今は裏の話もTwitterなどで直接聞けるところがいいですね。(高橋)

(参考)「ほこ×たて」セキュリティ対決の結果に視聴者困惑 編集で誤解?
(ITmedia)

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ