今回のことば
「あっちが値上げをするならば、こちらは値下げをする。『目には目を』ではなく、『目には歯を』の戦略だ」
(日本マイクロソフト・樋口泰行社長)
そういえば樋口さんは、ダイエーにもアップルにもいらっしゃいました
日本マイクロソフトは、同社ブランドのタブレット端末「Surface RT」の参考価格を、6月14日から7月14日までの期間限定で、一律1万円値下げする(関連記事)。
Surface RTの32GB版では、4万9800円の参考価格を3万9800円に、64GB版は5万7800円を4万7800円に値下げ。また、タッチカバーをセットにした32GB版は5万7800円を4万7800円に、同じく64GB版は6万5800円を5万5800円に同じく1万円値下げする。
日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、「Surface RTは、3月15日の発売以降、予想を上回る販売実績となっている。だが、エントリーユーザーが、さらに手軽に使ってもらうための価格に見直した」と語り、「3万9800円の新たな価格は、iPad mini 32GBと比べて画面が大きく、Officeが標準搭載されていながらも、3000円安い。そして、USBポートもあり、PC用の周辺機器も利用できる。また、iPad Retinaモデルの32GB版に比べると2万円も安くなる。圧倒的な競争力を持った製品になる」と自信をみせる。
この連載の記事
-
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの -
第578回
ビジネス
大赤字からの再起はかるバルミューダ、その足掛かりは? -
第577回
ビジネス
日本の強さは量子力学におけるトンネル効果があるため、量子と出会い、広げよう - この連載の一覧へ