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西田 宗千佳のBeyond the Mobile 第115回

「VAIO Pro 11 | red edition」をテスト 外観編

ソニーの本気—Haswell世代でVAIOはどう変わったか?

2013年06月15日 15時30分更新

文● 西田 宗千佳

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バッテリー駆動時間を2倍に延ばせるシートバッテリー

 本体底面には、別売のシートバッテリー「VGP-BPSE38」を取り付けることで、さらに傾きをつけられる。このシートバッテリーは、VAIO Pro 11/VAIO Pro 13共有のオプション。VAIO Pro 11の場合には、約11時間とされるバッテリー動作時間が2倍強の約23時間まで延びる。取り外しにはネジなどを使わないため、非常にスムーズである。ただし残念ながら、こちらは「黒」のみで、赤はない。ちなみに、シートバッテリー取り付け用のコネクターは、取り外し式のふたで隠す構造なのだが、このふたはシートバッテリー内に収納できるので、なくならないよう配慮されている。

別売のシートバッテリー「VGP-BPSE38」。サイズが幅約277×奥行130×高さ16mmで、重量は約290g。バッテリー容量は約4690mAh

本体底面のシートバッテリー用コネクター。ふたは取り外し式

このふたは、シートバッテリーの内側にセットできる。ちょっとしたことだが、これだけでも紛失の可能性が低くなる

別売のシートバッテリーをつけた時。黒なのでせっかくの「赤」とのバランスが崩れるのが残念だが……

インターフェース系は本体右側面に集中

 他方、薄さの犠牲になったのがインターフェースだ。インターフェース系は本体右側面に集中している。幅を取る有線LAN端子/アナログRGB端子はなくなり、USBとHDMIに統一されている。

本体右側面。右より、HDMI端子、USB 3.0端子×2、ヘッドホン端子

 この点について、ソニーは外付けのアダプターでカバーしている。アナログRGBについてはHDMIとの変換コネクターで……というあたりはシンプルなのだが、ネットワークの方はちょっと「飛び道具」を使っている。

HDMI/アナログRGB変換コネクター。プレゼンなどで必要な場合には忘れないように

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