このページの本文へ

ASCII.jpおすすめ! 「夏のボーナスで買うべきデジギア」 第4回

今期も深夜アニメは豊作! BDZ-ET1000で録って、観て、買う!

アニメとスマホのハブになるソニーのブルーレイ

2013年06月27日 11時00分更新

文● 林 佑樹 撮影●篠原孝志(パシャ)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(C)TF/AMW/OIP2

スマホ連携のおさらい

 BDZ-ET1000とスマホ・タブレットの連携に唯一必要なのは、RECOPLAやTwonky Beamといったアプリのインストール。

 DTCP-IPの仕組みを使って、録画番組を転送したり、BDレコーダーを操作するリモコンとして活用できる。対応するスマホ・タブレットの機種も増えている。今回はBDZ-ET1000を例にとっているが、少し前の機種でも操作できるケースは多い(一部機能が限定される場合はある)ので、「すでにソニーのBDレコーダーを使っているよ」という人にとっても便利だろう。

 もうひとつあると便利なのが、無線LAN環境だ。BDZ-ET1000から端末へのデータ送信にはLANを使用する。あらかじめ設定して置くといいだろう。

 さて、実際の転送作業だが、BDZ-ET1000側の設定はカンタン。「おでかけ転送設定」から「おでかけ転送機器」で「スマートフォン/タブレットPC」を選択した後、同じく「おでかけ転送設定」から「高速転送録画」で「入」を選んでおこう。

 事前にこれを設定しておくことで、外出先で視聴したいアニメタイトルを最速2分半で高速転送できる。なお、普通に録画した番組を再エンコードして持ち出そうとすると、ほぼ実時間がかかるので注意しよう。出かける直前に気づいても手遅れになるので、ぜひチェックしておきたい。

まず「おでかけ転送設定」から「おでかけ転送機器」で「スマートフォン/タブレットPC」を選ぶ

同様に「おでかけ転送設定」から「高速転送録画」で「入」を選ぼう

変換する時間はタイトルによってまちまちだが、おおむね実時間がかかるため、転送する直前ではなく、あらかじめ転送先に「スマートフォン/PC」をチョイスした上で、高速転送録画設定を「入」にしておけば、最速で2分半という高速転送になる。なお、30分アニメの場合、1ファイルあたりの容量は200~250MBといったところだ

RECOPLAとTwonky Beamは何が違う?

 インターフェースと機能には差があるが、純粋に録画番組を視聴したいのであれば、両アプリともクリティカルな違いはなく、お好みで選んでしまっていい。

 Xperia Zに代表されるソニー製タブレットを常用しているならば、RECOPLAをチョイスすれば間違いはない。複数台のレコーダーを常に回しておきたい人にとっては、最大4台のBDレコーダー(+それぞれにつないだ外付けHDD)を一元管理できる点も見逃せないだろう。

 またRECOPLAは、タブレット端末自体をBDレコーダーのリモコン代わりに活用できる。録画した番組を「ジャンル/放送局/日付」ごとにまとめる機能や、目的のシーンを選んで再生できる「もくじでジャンプ」操作、複数機器の管理、番組表との連携が可能というメリットを持ち合わせている。

RECOPLA(Android用)の画面。対応機器のリモコン兼ビューワーといったところで、出先からの録画予約や録画データの管理も行える。なお「おでかけ転送」したファイルの再生はXperia Tablet Zの場合、純正アプリ「ムービー」を使用する

Twonky Beamの画面。サーバーを選択して、動画ファイルを選ぶといった操作体系になっている。ファイラー的なので、特にインターフェイスで迷うことはない

Twonky Beamで、DTCP-IPを有効にするにはプレミアム・パッケージにする必要がある。価格は700円でアプリ内課金

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中