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最新ハイエンドオーディオ、本当のところ 第2回

多彩に使える、DYNAUDIOの高音質無線スピーカー

無線ならXeoで決めろ! 狭い我が家で、本物の音を (4/4)

2013年06月24日 12時00分更新

文● 編集部

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ゴールにも入り口にもなる

 送信機がUSBバスパワー駆動に対応し、パソコンともシンプルに接続できるという点はXeoの魅力だが、光デジタル入力(TOSLINK)を持つことで、接続できる機器の幅がおおいにに広がるという点も強調しておきたい部分だ。

 薄型テレビやBDレコーダーといったAV機器との接続はもちろん、プレイステーション 3などのゲーム機との接続も容易になる。特にテレビサイドにXeoを設置する用途は快適。テレビの裏側の配線もスッキリしていて、掃除などにも便利だ。

 本機はAirPlayには対応しないが、AirMac ExpressとXeoの送信機をデジタル接続しておけば、パソコンのiTunesやiPhoneなどで再生中の音楽(あるいはYouTubeなどのビデオ)をAirTuneで音質を損なわず、ワイヤレスで再生するといった使い方も可能だ。これ以外にもSqueezeboxのようなネットワークプレーヤーを接続するなど、高音質で利便性の高い機器との連携ができる点は魅力だろう。

 ここまで柔軟なソースに対応できる点は、同じ無線接続でもBluetoothスピーカーなどでは難しいように思える。

 小型の本体だから、別室に持っていったり、新しいスピーカーを買い足した際に別の用途で使うという意味でも便利だ。もし仮にXeoを契機に、本格的なオーディオの世界に脚を踏み入れることになったとしても、導入したオーディオシステムに送信機を接続して、Xeoを使い続けることができるし、アンプ内蔵で手軽に置けるという利点を生かしてテレビ回りやキッチンなど別の場所で二度目の人生を歩ませることができる。

 本格的なオーディオシステムの悩ましいところは、使うほど、聴くほどに耳の欲求が高まり、より高い次元の音を追求してしまいたくなるところ。

 Xeoの輪郭がハッキリとした骨太のサウンドは、Hi-Fi機器への入り口としても上質。ここがゴールにも始まりにもなる音だ。便利なだけではなく、本格的なオーディオの世界を垣間見たい……うちはワンルームだけど。

 そんな人にこそXeoをオススメしたいと思う。

Xeoを体験するなら、on and onで

 東京近郊で、DYNAUDIO製品を体験したいなら、最適なショップがある。それがon and onだ。場所も銀座や築地からも近い新富町(有楽町線の新富町駅、日比谷線・京葉線の八丁堀駅から徒歩5分ほど)と好立地。東京観光の途中に脚を伸ばすといったケースでも赴きやすい。

 オーディオやホームシアター用のショールームというと初心者が行っても大丈夫なのかと不安に思うかもしれないが、雰囲気は気さくで気軽に訪れることができる。スタッフも親切だ。すぐに機器を購入する予定はないが、まずは気になる機種を試してみたい、お気に入りのソフトでハイエンドの世界を垣間見てみたいといった要望でも問題ない。アニソンや演歌など愛聴盤を持ち込んで、心置きなく聴いてほしいとスタッフは話す。

過去の取材ではDYNAUDIOのスピーカーとサブウーファーでアニメのBDを満喫したこともあるぞ!

 もちろんこてこてのオーディオマニアも満足できる機器を豊富に用意。DYNAUDIO以外にもATOLLなど海外メーカーを中心に多彩なブランドを取り扱う。1Fではエントリー機を中心に実機を展示しており、購入も可能。地下に1Fには120インチのスクリーンを備えたホームシアター用の試聴室が用意されている。

 訪問する際には特に予約は必要ないが、予算や聴きたい機種等がはっきりしていれば事前に電話で相談しておくと、希望に沿った形の機器・セッティングで準備してくれるとのこと。一人でも複数人でも絶対楽しめるので、気軽に問い合わせてほしい。

ASCII.jp見たで、先着20名に試聴用サンプルCDをプレゼント

 on and onでは、記事を読んでくれた読者向けのプレゼントも用意しているとのこと。先着20名と数が限られているので、早めの問い合わせがオススメだ!

SHOP INFORMATION
オーディオ&ホームシアター・ショールーム on and on

  • サイト:http://e-onandon.jp/
  • 営業時間:木~月曜日:11時~19時、日曜・祭日:11時~18時まで)
  • 電話:03-3537-7761
  • 住所:東京都中央区新富1-16-12


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