シャープは、ロボット掃除機「COCOROBO」に、本体の直径を約4.2cm小型化した新モデル「RX-V90」を発表した。発売は6月下旬、価格は9万円前後となる見込み。
RX-V90は、部屋の広さを測定する超音波センサーと、ゴミが多いエリアを検知して吸引力を上げるゴミセンサーによる「スマートお掃除機能」を搭載し、3LDK(専有面積約43畳/掃除可能面積約30畳相当)・最長約100分間の掃除が可能。さらに、細かなゴミを吸引する「強力吸じんシステム」を組み合わせることで、掃除性能が向上したとしている。
本製品は従来機以上の吸じん能力・走行性能を実現しながら、本体直径が従来機より約4.2cm小さい30.4cmとなっている。椅子の間や部屋の隅まで小回りの利いた走行が可能で、きめ細かい掃除を実現したという。
さらに、充電量や掃除状況によって反応が変わる人工知能「ココロエンジン」、SDカードで音声を差し替えられる「音声カスタマイズ」機能、排気とともにプラズマクラスターイオンを放出する「HEPAクリーンフィルター」機能を搭載している。
本体サイズは約幅304×奥行き304×高さ99mm、重量はバッテリーを含み2.6kg。本体電源は充電式で、最長運転時間は約100分間、充電時間は約4時間。リモコン、充電器、クリーニングブラシ、交換用サイドブラシ1セット×2、バンパークッションが付属する。色はプラチナピンク系の1色のみ。