東芝は6月17日、Androidタブレット「REGZA Tablet AT703」および「REGZA Tablet AT503」を発表した。
AT703はデジタイザーに対応し、デジタイザーペンを同梱したモデル。「紙のような書き心地」にこだわって開発されている。ディスプレーの表面に適度な抵抗感のあるフィルムを貼付することで、紙にペンで文字を書いているような感覚を実現したとしている。
デジタイザーのスキャン速度を改善し、筆跡予測エンジンを搭載したことで、筆跡の遅延も大幅に抑制したという。感圧センサーは1024段階のものを採用。筆圧を強めれば、強い筆圧で書かれた文字を再現する仕様だ。
また、標準でBluetoothキーボードを同梱する。ノートPCライクな利用も可能だ。OSにはAndroid 4.2を採用。SoCにはNVIDIA製「Tegra 4」を搭載した。
AT503は、デジタイザー非対応で、一部の機能を省いたモデル。SoCには「Tegra 3」を採用した。OSはAT703と同じくAndroi 4.2となっている。
いずれも6月21日に発売される見込みだ。
主なスペック | ||
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型番 | REGZA Tablet AT703/58J | REGZA Tablet AT503/38J |
SoC | Tegra 4(1.80GHz) | Tegra 3(1.30GHz) |
メモリー | 2GB | 1GB |
ストレージ | 32GB フラッシュメモリー | |
ディスプレー | 10.1型(2560×1600ドット) | 10.1型(1280×800ドット) |
インターフェース | USB 2.0端子×1、HDMI端子×1、microSDスロット×1、 ヘッドセット/ヘッドフォン端子×1 |
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通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11ac/abgn)、Bluetooth 4.0 | 無線LAN(IEEE 802.11bgn)、Bluetooth 4.0 |
バッテリー駆動時間 | 約9.5時間 | 約11.5時間 |
寸法/重量(キーボード装着時) | 約幅260.7×奥行178.9×高さ10.5mm/約671g (約幅264.7×奥行184.3×高さ19.8mm/約1.2kg) |
約幅260.7×奥行178.9×高さ10.3mm/約600g |
OS | Android 4.2 |
