COMPUTEX TAIPEI 2013では、“Haswell”対応マザーなどの自作PCパーツを中心に出展していたASUSTeK。そのなかに日本のビジネスユーザーやノートPCユーザーが欲しくなること間違いなしのモバイルディスプレーを発見した。
展示されていた「MB168B+」は、15.6インチのフルHD(解像度1920×1080ドット)液晶ディスプレーで、重量がわずか800g、厚さも1cm弱と極薄。さらに消費電力は5Wで、USBパスパワーで稼働する。
設置は縦と横どちらの方向でも可能で、内蔵センサーが自動的に判別する。モバイルディスプレーは、その大きさや重さから、持ち運びや設置で頭を悩ませるユーザーが多くいるが、製品版では専用のキャリングケースが付属し、このケースを展開すると縦横どちらでも設置可能なスタンドとなる。
接続が有線なのでスイスイと動き、デモンストレーションでは写真の編集や動画の再生でも大きな遅延を感じることはなかった。視野角もモバイルディスプレーのなかでは比較的広めとなっていた。
気になる発売時期は、北米で6月下旬、その他の地域でも8~9月に発売される見通し。日本での展開はまだ未定とのことだが、日本のバイヤーたちも興味深々な様子だった。
※お詫びと訂正:記事初出時、付属ケーブルの規格表記に誤りがありました。記事を訂正してお詫びします。(2013年6月9日)
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