もちろん手書き文字から検索が可能
TruNoteの機能において、実際のノートや手帳よりも断然優れているのが、検索機能だ。ノートや手帳の場合は、書いたメモを探すには1ページずつ確認する以外に方法はなかったが、TruNoteの場合はインターネットの検索のように、調べたい文字を入力するだけで、ノートに書かれた文字を検索し、表示するのだ。
検索方法は至って簡単。検索したい文字を検索ボックスに入力するだけ。入力する文字は手書きで書いても良いし、ソフトキーボードやフリック入力でテキスト入力してもOKだ。
さらに驚くなかれ、簡単な図形であれば、手書き文字と同様に検索してくれる。連絡が必要な事項には必ず★マークを付けておけば、★を検索するだけで、連絡する事案が瞬時にわかるということだ。用件が済めば、★マークを消しておけば、次に★を検索した時には検索結果から外れてくれるわけだ。
他にも担当者名や日付、場所などを、ノートに書いておけば、それらに関連するメモを探すのが容易になる。どこのノートに書いたか、どこのページに書いたかわからなくなって、辟易してしまうことが多い人にとっては、これ以上にない機能だといえる。
アイデアをすぐに整形、エクスポートする
TruNoteに書いたメモ書きをノートに残すだけでなく、クラウドやSNSなどにエクスポートし、共有やストレージしておくこともできる。そのまま、手書き文字を画像として残すこともできるが、整形してテキストとして保存することもできるのだ。
手書きで書いたアイデアやキーワードをテキスト文書かするにあたり、手打ちで打ち直す必要がないので、仕事効率もグンとアップする。罫線や記号なども、テキストやデータ化されるので、かなり便利に使える。テキスト化したデータは、Office Open XML Presentation fomat(PPTX)とOffice Open XML Document fomat(DOCX)で出力可能。どちらもMS-Office 2007以降で表示が可能だ。REGZA Tablet AT703の場合は、プリインストールされたOffice互換アプリ「シンクフリーモバイルオフィス」で表示ができる。
エクスポートする先は、メールを始め、EvernoteやFacebook、Google+、Twittterなど、SNSやクラウドサービスなど多種多様。パソコンやスマートフォンでデータを同期させたり、同僚や上司などと共有することも簡単だ。