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毎日持ち歩きたい。夏フェスのお供にも!

水筒型の相棒! Ultimate Earsの耐水スピーカー「UE BOOM」

2013年06月07日 18時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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パッケージはモデルごとに色を分けるこだわりよう。

 広大で開放的な公園、あるいは砂浜などにいると、「ここで音楽がかかっていれば最高だなあ」と思うことがある。

 そんなとき、多くの人はイヤフォンやヘッドフォンを手にし、DAPやスマートフォンに接続するだろう。情景と音楽が合致して、気分が高揚したり、自然と物思いに耽ってしまったり……そんな経験のある人も多いはずだ。

 しかし、こう思ったことはないだろうか。「自然音や人々の話し声と共に音楽を聴きたい」。イヤフォンで耳をふさぐと、普段は気にも留めない音も情景の一部だということに気付く。

 屋外で気軽に音楽を聴くのに最適な、いつも携帯したくなるような製品が登場した。5月29日、ロジクールが発売したUltimate EarsブランドのBluetoothスピーカー「UE BOOM」である。

純白のカバーを外すと、黒く丈夫そうな箱が出現。「開封するわくわく感」が強く感じられる製品だ。

箱にぴったりと収まったUE BOOM。

内容物はこの通り。電源アダプター&ケーブルのネオンイエローがまぶしい。

 見た目は非常にシンプル。乾電池や水筒にも似た円筒形で、キャビネット部をラバーパーツにはめ込んだようなデザインだ。

ブラックとグリーンのUE BOOM。ホワイト、ブルー、レッド、ピンクを合わせた全6色展開だ。

 キャビネット部は、金属製のメッシュと化繊の糸で構成される上質感のあるテクスチャー。適度なきめの粗さは、高級ギターアンプやハイエンドラジカセのキャビネットにも通ずるものがある。この質感で耐水仕様というのは嬉しい。耐水ガジェット特有の「耐水製品っぽさ」がないのだ。

 一見するとやわらかそうなラバー部は、触ってみるとコシとハリのあるスムースな手触りだ。長く使っていくと「アタリ」がテカテカと艶めいてきそうな印象を受けた。

大きく、分かりやすい音量調節ボタンを採用。デザインアクセントにもなっている。ひかえめなところが憎い「ue」ロゴのタグもラバー製だ。

 操作ボタンは上部の電源ボタン、Bluetoothボタン、側面の音量ボタンのみ。いずれもラバー素材の下に埋め込まれており、少し力を入れて押し込むとクリック感とともに押される仕様だ。電源LEDには視認性の良い白色を採用した。暗部でも電源のON/OFFが一目瞭然だ。

上部に電源ボタンとBluetoothボタンをそなえる。いずれも白色LEDを採用し、非常に視認性が良い。

底面には金属リング、ミニプラグ入力端子、MicroUSB端子をそなえる。リングによる絶妙な「道具感」が嬉しい。

 底面には、カラビナやストラップを取り付け可能な「ue」ロゴ入りの金属製リングをそなえる。バックパックやベルトループにぶら下げて持ち運べるというわけだ。野外フェスなどに持参し、休憩中に音楽を聴くには最適な仕様だ。少々汗がかかったり、水がかかってしまったりしても平気な点も嬉しい。(屋外で音楽を聴く際には、周囲への配慮をお忘れなきよう、付け加えておきたい)

 また、ミニプラグ入力端子も搭載するため、Bluetooth非対応のデバイスでも利用できる。リチウムイオン充電池を内蔵し、MicroUSB経由で充電する。バッテリー駆動時間は公称で約15時間。電源管理さえしていれば、「電池が切れて使えない」ということは起きないと思う。

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