ビックカメラは、6月7日、東京・赤坂に、「ビックカメラ赤坂見附駅店」を開店する。5日、同店店内の様子を報道関係者に公開した。
ビックカメラ赤坂見附駅店は、東京メトロ赤坂見附駅の「ベルビー赤坂」に出店。地下1階〜地上9階までの約6000m2を使用する。
「地下鉄の駅への出店は初めてとなる。また、山手線内では初めての大型電気店になる。改札から5秒、電車を降りてからでも10秒で売り場に到着できる、ほかにはない店舗。駅ナカではないが、それに近い店舗を実現している。『駅ビック』の名称で赤坂見附駅店を訴求していく」(同店・堀越雄店長)とした。
同店は、「毎日の仕事、暮らしを便利で快適に」をコンセプトに、最新家電製品のほか、薬、メガネ、自転車、ゴルフ用品、酒、寝具のほか、同社としては初めて文房具の取り扱いを開始。「なんでも揃う専門店の集合体」を目指すとしている。年間売上高目標は100億円。
池袋本店、パソコン館の両店舗を併せた品揃えを実現
触って試せる展示を展開
堀越店長は、「池袋本店が6000m2、パソコン館が3000m2。この両店舗を併せたのとほぼ同じ品揃えを6000m2の店舗で実現した。体験、体感を重視しており、タブレットやスマートホンも、実際にアプリケーションを利用できる形で展示している。掃除機も40台以上を実際に使える状態にし、ゴルフも試打室を用意している。比較しながら購入できる店舗を目指した」という。
地下1階は薬および日用品、1階はスマートホン、タブレット、電子辞書、電子書籍、美容商品など。2階はカメラや交換レンズ、ビデオ、オーディオなどで、3階はPC、テレビ、レコーダー、4階はPC周辺機器、ソフト、文房具、電話など。5階は冷蔵庫、洗濯機、掃除機、キッチン家電、酒など、6階はエアコン、照明器具、マッサージチェアなど。7階はゴルフ、自転車、メガネなど、8階は時計、ブランド製品、玩具など、9階はゲームやブルーレイソフトなどとなっている。
PC売り場では、パソコン関連サポートや修理相談などの各種サービス窓口として「ソフマップ サービス・サポートカウンター」を設置。PCの不具合などの緊急事態にも対応するという。