── 個人的には、ここに来て、特にダンスのクオリティーが上がっているなと思いました。
吉井 確かに、ダンスタイムやダンスコーナーをやらせてもらえるようになりましたね。ダンスを武器にして、この夏、もっといろんなイベントにも出たいと思うようになったし。そういう自信につながっています。
西脇 いまだから言えるんですけど、前のダンスタイムはできてない動きとかあったんですよ。ごまかしたりして(笑)。でも最近は先生からの振り写しで、「これできないな」っていうのが減ってきているというかなくなってきています。だからちょっと成長した部分かもしれない。
── 以前よりも、新しい曲の振りが難しくなっていると思うんです。百聞<一見ツアーで披露しているアルバム曲「One Kiss」の振りは、9nineの進化を感じました。
村田 あれは複雑。
佐武 あれは難しい。
川島 「I am…」という曲も含めて、アルバム曲は、激し目ではないけど、いろんなバリエーションのダンスで攻めてるかもしれないですね。それに、以前と比べたら体力ついてきたよね(笑)。
吉井 絶対そう。
村田 最初のTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)とかに比べたら。
吉井 ボロボロやったよね。
村田 って話を2人でよくしてる(笑)。
吉井 それまでは持ち歌が「Cross Over」と「SHINING☆STAR」しかなくて、その2曲を繰り返しやってたりしてたんですけど、2年前のTIFで5曲連続ではじめて歌ったんです。だからTIFには思い入れがあるというか……。立ち位置とかも、斜めがはじめて入ったり。なんか、いろいろとはじめてのことが多かったなと。こないだも、ヒロ(村田寛奈)と話してたんですよ。
村田 8番までバミリ(ポジション用の印)が使えるようになったとか(笑)。
西脇 2人でなんの話しとるの(笑)。おばちゃんやん。
全員 (笑)。
吉井 2年かぁ~。年取ったよね。
── あれ、佐武さんの話がないですが、成長してますか?
佐武 ちょっと! 何? なんでうちばっかりいじるんですか!!
西脇 大丈夫です。汗の量だけは成長してます。
全員 (笑)。
川島 確かに。
佐武 今年からは小型扇風機を用意してもらいました。
西脇 今回のツアーで、ステージ上の佐武ポジションに小型扇風機が置かれるっていう軽い事件が起きました。
佐武 (笑)。
吉井 あれは事件でしたね。
佐武 ダーリンダーリンのときに、西川さん(T.M.Revolution)みたいに髪の毛がフワーッって。
西脇 あれ、夢だったんだよね。
佐武 そう(笑)。むっちゃ風あびながら、クールに踊ってますよ。