ジオンを勝利に導くために
相模屋がビグ・ザム量産化を決意
第3弾が何故ビグ・ザムに決定したのかというのは、発表会の壇上で、代表取締役社長・鳥越淳司氏が情熱的に語ってくれた。鳥越氏は「小さい頃からガンダムが大好きという思いから始めた“おとうふ一年戦争”。」と続き、「今回のテーマは『ifへの挑戦』です。ガンダムファンなら一度は見てみたい。そんな光景はジオンの勝利ではないでしょうか。ジオンが勝っているところを見てみたい。そんな思いは私だけでは無いはずです。ジオンを勝利に導くために何を為すべきか。『ビグ・ザムが量産化の暁は連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ』というドズル中将の思いとジオンの悲願をついに相模屋が実現しました」と、素晴らしい演説。鳥越社長のアツイ演説でジオニスト(ジオン軍好きの俗称)の筆者も思わず感無量になってしまった。ジーク・ジオン!
ビグ・ザムとうふは、胴体部と脚部をモチーフとした容器に豆腐が充填された商品。胴体部がアボガド風味、脚部はプレーンという2種類。それに加えて豆腐の「取り扱い説明書」と「ご飯カップ」が専用箱に梱包された、業界初の「組み立てるおとうふ」だという。パッケージの見た目はもう完全にガンプラだ。ちなみに原料の大豆にはオデッサ(ウクライナ)周辺の大豆をごく微量(0.1%)使用しているというこだわり。胴体部は420g、脚部は120gと多いので家族の団らんで食べるといいだろう。
会場にはシャア大佐も参戦!
発表会場では、シャア・アズナブル役の池田秀一さんと、タレントの加藤夏希さんがゲストとして登場。お酒好きとしても知られる池田さんは、食べた感想として日本酒と合いそうとコメント。口に合ったのかハイペースでビグ・ザムとうふを食べていた。
ビグ・ザムとうふを試食した感想としては、今までで一番美味しいの一言に限る。第1弾は枝豆風味、第2弾ではバニラテイストとほんのり昆布風味ときて、今回はアボガド風味だったので正直言って食べるまでは不安だった。麺つゆを付けて食べたのだが、あっさりとした豆腐と濃厚でクリーミーなのが特徴のアボガドが合わさるとここまで美味しくマッチングするとは。脱帽である。
発売に合わせて、オリジナルジオラマレシピ写真コンテスト「ビグ・ザム- 1グランプリ」を開催する。ビグ・ザムとうふを使ったオリジナルジオラマレシピの写真を投稿するというもの。応募締め切りは7月31日23時59分まで。詳細は公式サイトを確認してほしい。