いよいよ始まったCOMPUTEX TAIPEI。会場である南港展覧館に自作PCパーツメーカーが集結している。それらのメーカーの中でも、最大規模のブースを作っていたのが“Haswell”を発表したばかりのインテルだ。
同社のブースではインテル製CPUやチップセットを搭載した各社のプロダクト製品が多数集結。それらのなかでも、眩しいほどの輝きを持っていたのが、Haswell対応の製品群たちだ。ここではインテルブースで発見したHaswell対応の製品のなかから、日本未発表の製品たちを紹介していこう。
詳細不明のHaswell搭載
Ultrabookたち
インテルブースに展示されている数多くのUltrabookたち。その中には、東芝や富士通、パナソニックといった日本のメーカーロゴが入ったものもあり、それらの製品すべてがHaswellを搭載しているとのこと。
詳細なスペックなどは一切明かされていないが、かなり綺麗で高精細な画面の製品や、先日Haswell未搭載として発表された製品と同じ形をしているものなど、気になる製品が多数展示されていた。1つ1つ暴いていきたいと思って、いろいろと触ってみたのだがキーボードとタッチパッドはロックされ、製品を持ち上げたりすることは禁止されていた。
Haswell搭載NUCは
第3四半期に299ドル前後で発売予定!
昨年のインテルブースで注目を集めたNUCにも“Haswell”搭載モデルの登場が決定している。Core i5-4250Uを搭載する「D5450WYB」を使用したモデルは、4GBのメモリーと64GBのSSDを搭載し、ケースも付属して第3四半期に299ドルで発売予定だ。
この「D5450WYB」は、メモリーを2枚搭載可能で、搭載可能最大容量は16GBとなっている。映像出力は、miniHDMIとminiDisplayPortを1基ずつ搭載しており、グラフィックチップには、「Intel HD 5000 Graphics」を採用している。
また、CPUをCore i3-4010Uにしたモデルの発売も、同じく第3四半期に予定している。こちらの価格は未定だ。
Ultrabookリファレンスモデルは
4K出力可能!?
Ultrabookとまったく関係ない展示コーナーに、メーカー名も型番も書かれていない、天板にUltrabookのロゴが輝くPCが用意されていた。
ブースのスタッフにスペックを聞いてみると、この謎のUltrabookにも“Haswell”が搭載されているとのことだ。詳細なスペックや製造メーカーは不明だが、CPUは「Core i5-4350U」を搭載しているという。
また、ゲーム体験ブースでは、「Core i7-4960HQ」を搭載するノートPCも展示されていた。こちらのノートPCには“vcsd1 Letni789”という型番が振られていた。
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