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Snapdragonの最上位モデルがWindows RT 8.1をサポート

2013年06月04日 16時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Qualcommは、台湾で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2013」において、同社製プロセッサーの「Snapdragon 800」が、次世代Windowsである「Windows RT 8.1」をマイクロソフトとの共同作業でサポートすると発表した。

 Snapdragon 800は、現在のスマートフォンで主流の「Snapdragon 600」などとともに、今年初頭の「International CES 2013」で発表(関連記事)。CPUコアには新設計のクアッドコア「Krait 400」を用いており、最大2.2GHzで動作する。3G/LTEモデムを内蔵するほか、USB 3.0、Bluetooth 4.0、IEEE802.11ac、フルHDディスプレーなど、最新PCと同等の外部インターフェースをサポート可能だ。

 ARM系プロセッサー上で動作する「Windows RT」は、マイクロソフトの「Surface RT」(NVIDIA「Tegra 3」を搭載)とともに華々しくデビューしたが、アプリの互換性や数の問題、また他社からの搭載製品もわずかであり、普及が進んでいるとは言いがたい。

 スマートフォンですでに圧倒的なシェアを持っているQualcomm/Snapdragonが本腰を入れることで、Windows RT 8.1でこの状況に変化が生じるかに注目である。


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