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スマホで始める「音楽アプリ部」 第1回

フルサイズで曲を聴ける「Jango」をじっくりレビュー

無料ラジオアプリで誰よりも早く実力派洋楽バンドを発掘!

2013年05月30日 11時50分更新

文● 藤村亮

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レコメンドや幅広いジャンル選択で誰も知らない楽曲を発掘

Edit Stationはいわばアーティストをレコメンドしてくれる機能です

 画面右上に表示されるフェーダーマークに触れると「Edit Station」というモードになります

 ここには登録したRadioのアーティストと近い雰囲気のアーティストリストがJango側で表示されます。表示アーティスト名の+マークを押すことで再生優先度を上げたり、また禁止マークを押すことでリストから外すことができます。

 また「Add Artist」で好みのアーティストをRadioのリストに追加も可能。追加できるアーティストの登録は最大14枠です。

 「Variety Setting」を押すと、Jango側で選択される楽曲の振れ幅を変更できます。

 Artist VarietyとSong Varietyの2つの面で調整でき、どちらもPopular、Happy Medium、Wide Varietyの3種類から選択可能です。Popularを選ぶといわゆるメジャーなヒット曲/シングル曲が優先されます。バラエティーに富んだ選曲と頻繁な繰り返しを避けるには、Happy Medium(普通)またはWide Variety(最も幅広く)がいいでしょう。

 特にアーティストにはこだわらないけど、なんとなくこのジャンルで……という方には「Genre Stations」。ロックやヒップホップなどの全28チャンネルの大分類 、及びその中に含まれる数の小分類から選択がおススメです。

 Today's Top 100やToday's Fresh 40で最新曲をエアチェックしたり、Decades:70'sや80'sで往年の名曲が聴けたり、変わったところではChristmas&Holidaysなんていうチャンネルも。

 小分類もわりと細かくマニアックな分類がされていいて、例えば"Blues"ひとつを取っても、モダンブルース、シカゴブルース、カントリーブルース、トラディショナルブルースなど、ひとつひとつ見ていくだけでも楽しめます。

 本体に記憶されるのは作成したStationの情報だけ。勝手に曲がダウンロードされないので、過剰にメモリーを無駄遣いしないのがうれしい点です。

 個別のRadio、Genre stationsに関わらず、5~10曲ほどプレイすると、Jangoに登録されている海外のインディーズアーティストの楽曲がかかることがあります。

 これに対してはLike/Dislikeを求めるアナウンス(英語)が事前に入ります。ここでのLike/Dislikeの評価はJango側での集計にのみ使われるようで、Likeを押したからといってRadioに登録されるわけではありません。

 またDislikeを押せば即時飛ばせるので、特に負担にもなりません。

 日本ではまず出会うことのない海外のインディーズアーティストの作品を早耳できるチャンス。ここから好きなアーティストを発掘していきましょう。

 惜しい点としては、Genre Stationsを選択するとアーティストのレーティングができないことと、これまでにレーティングした楽曲のリストが見られないことですね。また、オーディオの品質レートは調整できますが、イコライザーによるベース/トレブルブーストやボーカルエンハンスなどの機能はありません。

 とはいえ、無料のアプリなのでソコまで求めるのは少々酷ですし、実際、音質面でリスニングに不満を感じたことはないので些細な問題でしょう。

 Facebookとの連携で作成したRadioの情報をシェアすることもできます。

画面が出てきたら積極的に評価していけば、好きなアーティストが見つかるかも

Facebookで作ったRadioの見せ合いもいいですね

 好きなアーティストと近いテイストの音楽を何となく知りたいけれど、きっかけがなかったり、わざわざ調べるのはちょっと面倒くさかったり。そんな向きにはうってつけです。またディープなジャンルのマニアックな選曲にニヤリとさせられることもしばしば。

 私の場合、BGMにするつもりがサムアップとアーティスト名の検索に追われて、画面に釘付けになってしまうことも(苦笑)

 自分の音楽プレイヤーのランダム再生のパターンまで覚えてしまったようなアナタに、このJango。日々新しい刺激を与えてくれています。



藤村 亮(ふじむら りょう)

photo by Shin Kobayashi

 1981年埼玉県生まれの音楽家。2006年にバンド"AciD FLavoR"の7弦ギタリストとしてメジャーデビュー。2008年にベルギーのインディーズレーベルと契約を交わし"Ryo Fujimura"としてソロ活動を開始。ヨーロッパ最大の日本文化イベント"JapanExpo"や各国で行われるJ-Musicイベントなどにゲスト参加。2012年からは活動の幅をメキシコにも広げ、3度に渡るライブツアーを行なう。2013年4月、ロックバンド"流天"を結成。ヴォーカルとギター、作詞作曲を担当。愛用のIbanez製7弦ギターを手に世界を渡り歩くロックジプシー。

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