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ハイエンドは5インチクラスが定番化! 老眼気味の人にもオススメ

高機能スマホが、大画面でなければならない理由を探る──ARROWS NX

2013年06月06日 18時54分更新

文● 村元正剛

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やっぱり外せない大画面とフルセグ視聴の関係

 ARROWS NXは、ドコモのスマホでは初のフルセグに対応している。ワンセグより圧倒的にキレイなハイビジョン画質でテレビを見られるのは大きな魅力。外出時の空き時間に楽しめることはもちろん、テレビの電波を受信しやすい環境であれば、自宅で楽しむことも可能。同梱の卓上ホルダにセットすると、見たい場所に持ち運べるコンパクトな“パーソナルテレビ”に早変わりする。防水仕様※1なので、バスルーム※2に持ち込んで楽しむことも可能だ。

 なお、ARROWS NXを卓上ホルダにセットすると、自動で「シアターモード」という専用メニューが表示される。あらかじめ「テレビ」「YouTube」といったメニューがプリセットされているが、自分が使いたいアプリに変更することも可能。筆者は、ドコモが提供する映像配信サービス「dビデオ」や「メディアプレーヤー」を設定しているが、デスクワークをしながら映画を見たり、音楽を聴いたりしたい時には、端末を置いたまま持たずに画面をタッチすればいい。ワンアクションで操作が済むのは非常に便利だ。

卓上ホルダにセットすると表示される「シアターモード」画面。自分がよく使うアプリを設定できる。

音楽プレーヤーとしても役立つ。

高音質化エンジン「Dolby Digital Plus」も内蔵。映画視聴に適したサウンド設定もプリセットされている。

 映像配信サービスは、従来ケータイ向けのサービスは少ないため、スマホに機種変更してから初めて利用する人が多いのではないかと思う。HDディスプレイとフルHDディスプレイでは、画質が大きく異なる。「dビデオ」やGoogle Playの映像配信サービス、「YouTube」「ニコニコ動画」などの動画を楽しみたい人にとっても、ARROWS NXは最良の選択肢となるだろう。

大画面スマホは「YouTube」との相性も抜群。

携帯性は確保しつつ、大画面だから電子書籍も快適だ

 普及しつつある電子書籍を楽しみたい人にもおすすめだ。電子書籍向けの主力端末は7インチクラスのタブレットで、「スマホでは読みづらい」という人も少なくない。されど、5.2インチのARROWS NXは、スマホの中では最も電子書籍に適していると言える。「Kindle」など多くの電子書籍サービスは、購入した本を複数の端末で共有できるようになっている。自宅にいる時はタブレットで読み、外出時にはARROWS NXで読むといった使い分けもできるだろう。

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