見ることが重要なスマホは、大画面でなければならない
今年は「5インチ級・フルHDディスプレイ」が、ハイスペックスマホのトレンドになっている。「見る」用途が多いスマホは、画面が大きいほうが有利であることは言うまでもない。写真や動画を楽しむ上では、解像度も高ければ高いほうがいいと言って差し支えないだろう。
富士通製のARROWS NX(F-06E)は、国内で今夏発売されるスマホの中では最大クラスの5.2インチのフルHDディスプレイを搭載している。1.7GHzのクアッドコアCPU、3020mAhの大容量バッテリー、フルセグ対応など、セールスポイントが盛り沢山のスマホではあるが、多くのユーザーにとって、使い始めてすぐに、ありがたさを実感できるのは、なんといっても大画面だろう。
大画面のメリットとして、最初に挙げたいのが、ウェブページが見やすいことだ。スマホのブラウザは、パソコン向けのウェブページを表示できることが利点だが、画面サイズが4インチクラスのスマホでは、文字が小さく表示され、読みづらいこともある。
画面をダブルタップしたり、設定を変えることで文字を拡大することもできるが、そうすると1画面に表示できる文字数は減ってしまう。ARROWS NXでは、大画面かつ高解像度なので、1画面に多くの情報を表示でき、拡大しても快適にウェブ閲覧ができる情報量をキープできる。画面が大きいので、横向きにしても十分な表示量を得られることも利点だ。
地図が見やすいことも魅力。高精細なので広範囲の地図を確認するときも、拡大して付近の施設などを調べるときにも重宝する。 画面表示がきれいなので、航空写真表示やストリートビューも積極的に活用したくなることだろう。「ドコモドライブネット」にも対応しており、カーナビとして使うにもちょうどよさそうだ。