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最新パーツ性能チェック ― 第142回

Richlandこと新世代APU「AMD Elite A」シリーズの実力を見る

2013年06月05日 13時01分更新

文● 藤田 忠

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Radeon HD 8670Dの性能も見てみよう

 最後は「A10-6800K」と「A10-5800K」を使って、「Radeon HD 8670D」と「Radeon HD 7660D」の性能チェックだ。「A10-6700」のGPUスペックは「A10-6800K」と同じになるため除外。

 気になるインテルの第4世代Coreシリーズが内蔵する「Intel HD Graphics 4600」(Core i7-4770K)と、第3世代の「Intel HD Graphics 4000」(Core i7-35700K)のGPU性能を測定してある。動作クロックやスレッド数が違うので横並びの比較はできないが参考にしてもらいたい。

 テスト環境のマザーボードはLGA 1150が「Intel Z87 Express」を搭載するASUSTeK「Z87-DELUXE」、LGA 1155が「Intel Z77 Express」搭載のASRock「Z77 Extreme4」を使用。そのほかのパーツ構成は、AMDのテスト環境と同じで行なっている。

「GPU-Z」の情報。左が「A10-6800K」、右が「A10-5800K」。SP数やメモリーバス幅が同じなのがわかる
「Core i7-4770K」の「CPU-Z」と「GPU-Z」の情報。「Intel HD Graphics 4600」は、20基の実行ユニットを搭載し、GPUコアクロックは最大1.25GHzで動作する
「Core i5-3570K」の「CPU-Z」と「GPU-Z」の情報。「Intel HD Graphics 4000」は「Execution Unit」(実行ユニット)を16基備える

 テストはDirectX 11世代のベンチマークでは定番の「3DMark」と「Unigine Heaven Benchmark 4.0」。実ゲームからは「DmC Devil May Cry」、「FARCRY3」、「SimCity」をチョイスした。

 まずは「3DMark」と「Unigine Heaven Benchmark 4.0」の結果から見ていこう。3DMarkは、プリセットの「Cloud Gate」と「Fire Strike」。「Quality」-「Medium」、「Tessellation」-「Normal」、「Anti-Aliasing」-「off」の解像度1920×1080ドットで計測を行なった。

3DMark Cloud Gate (単位:score) better→
3DMark Fire Strike (単位:score) better→
Unigine Heaven Benchmark 4.0 1920×1080ドット(単位:fps) better→

 「A10-6800K」のスコアーとfpsは、「A10-5800K」を上回っており、GPUクロックの44MHz差もあるようだが、その差は誤差の範疇。GPU名こそ8000番台に更新されているが、“Richland”の内蔵GPU性能は、“Trinity”と同じと思っていいだろう。「Core i7-4770K」が内蔵する「Intel HD Graphics 4600」は、Fire Strikeのスコアーが伸びなかったが、そのほかはさすが次世代アーキテクチャーといえる数値になっている。

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