このページの本文へ

114lm/W、LEDに匹敵する明るさ!

次世代の照明は有機ELかも!? パナソニックが新型素子

2013年05月24日 14時46分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

発光面25㎠の高効率白色有機EL素子。この大きさでも110lm/Wの発光効率を実現しているという。

 パナソニックは5月24日、照明用の「高効率白色有機EL素子」を発表した。

 有機EL素子ながら、114lm/WというLED相当の発行効率をそなえた点が特徴だ。これは従来の有機EL素子の約2.5倍の明るさだという。

 素子を形成するフィルム、ガラス、空気の配置を調整し、素子内に光が閉じこもらないようにする「ビルドアップ型光取り出し基盤技術」を採用しているとのこと。白色の光は発光色の組み合わせで実現した。

 有機EL素子による照明は、面で発光するためやわらかい。他の光源と違い、直視してもまぶしくないことも特徴だとしている。同社では、この有機EL素子について「一般家庭用照明を含む広範な分野への応用が期待される」と述べている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン