「で、メガポテトってどうなの?」
「イモですね」
早速食べてみるが、味に関しては説明不要! 見事にフライドポテトである。懐かしくも変わらない定番のテイストがそこにはあるのだ。「そうそう、これだよこれ!」「やっぱりマックはポテトだな!」と思いながら食べ進める筆者であったが……、減らない。とにかく量が多い。食べても食べても減らない。減らそうと思わないで、あくまでつまんでいけばいいのかもしれない。そうすればそのうちに……やっぱり減らない。
公式のリリースを見ると(外部サイト)、どうもこれ、複数人でシェアして食べてもらうのが目的だという。というわけでさっそく編集部の皆さんに勧めるも、「えー、お腹空いてない」「JAWBONEのUPを付けてるし、そういうのはちょっと(関連記事)。お昼はつけ麺の大盛りだったけど」などと言われてしまうことに。自分の始末は自分で付ける、それがジャンク部の掟、としっかり食べきることにしました。ちなみにジャンク部員・コジマは、ジャンクフードが好きだが胃腸が弱いという致命的な弱点がある。それなのになぜ部員なんだ、と言われると困るが。
モノ自体は、日本国民の多くが知っているあのフライドポテトであり、特別破壊力があるわけではない。しかし、一発の長打がない代わりに、次から次へとポテトが登場し、終わらない炭水化物と油分の波状攻撃を繰り出してくるのは圧巻。これは1998年に横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)を優勝に導いた、一度打ち出すと止まらない「マシンガン打線」のごとき破壊力といえる。
問題は編集部で食べていたため、その場が本当にポテトくさくなってしまったこと。メガポテトと比較するためにS、M、Lサイズも購入していたため、その匂いは結構なものになってしまった。
そのため、同じフロアの人たちから「何、この匂い」「ASCII.jpが原因らしいよ」「なーにやってるんだろうね、あいつら」と冷たい視線を浴びるばかりか、編集部の人間からも「イモの匂いを抑えろ」「お前のせいで他部署から白い目で見られている」「そもそも不健康だ」という苦情が出てくる始末。仕方なく人のいないフロアの片隅に移動し、そうだよ、俺はイモ野郎だよ! とやさぐれながらポテトをつまむコジマであった。
正直なことをいえば、見た目や味に目新しさがあるわけでない。だが、マックはそれでいいのかもしれない。いつもとは変わらない安心感。それがメガになった分、安心感もメガというわけだ。もちろん満腹感もメガメガだが。炭水化物大好き、カロリー大好きな人間なら超がつくほどオススメできるし、職場やサークルに持っていけば話題を集めること間違いなしのインパクトは、さすがは「メガ」である。
というわけで、今日のジャンク部はマクドナルドのメガポテトでした。ごちそうさまでした。
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