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アスキースマホ総研 第1回

スマホ総研発足! ドコモとSBの夏スマホを言いたい放題

2013年05月28日 11時00分更新

文● アスキースマホ総研

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端末それぞれに個性のあるソフトバンク
防水スマホ世界最軽量の「DIGNO R」が気になる

ドロイド 一方ソフトバンクの新端末は、4機種と少なめです。しかし、「AQUOS PHONE Xx」「ARROWS A」のフラグシップ2台はとても強力です。

スピーディー スペック重視派の自分から見ても、どちらも文句なし。防水対応で全部入り、フルセグも見られる、バッテリー容量は3000mAh越え。ソフトバンクユーザーであれば、どちらも不満の無い端末だと思う。

「AQUOS PHONE Xx」(左)、「ARROWS A」(右)ともにフルHD液晶にフルセグチューナー、3000mAh超のバッテリーとハードのスペック的には文句なし

カリー そうなのか。でも、自分としてはソフトバンクのAndroidスマホが一番よくわかってないんですよ。どうしてもソフトバンク=iPhoneというイメージがあるので……。

ドロイド まあ、今はauのiPhoneもあるけどね。ただ、カリーさんにもおすすめなのが京セラ「DIGNO R」。何しろ94g。防水対応の世界最軽量スマホとのことです。

世界最軽量防水スマホの「DIGNO R」(左)。画面サイズがiPhone 5(右)より若干大きいのに20g弱も軽い。手にとっての軽さはきっと驚きます

カリー iPhone 5だって、超軽いですよ。防水対応してないけど。って、今調べたら、112gもあった……。

ドロイド 京セラは隠れた実力派というか、以前から完成度が高いスマホを出してます。auの「URBANO」も実は気になっている端末です。

スピーディー デュアルコアCPUだったり、スペック的には1世代前だけど、この軽さなら許せてしまう。

ドロイド あとイヤホンとmicroUSBがどっちもキャップレスで防水対応なんです。キャップレスは開発は大変だけど、軽量化の意味も含めて選択したとのことです。

DIGNO Rはキャップレスで防水対応。ドロイドさんはこれがとても重要とのこと

カリー そんなにキャップの有無が重要なんですか……。

ドロイド 重要ですよ! 開け閉めしているうちにキャップが外れてどっかに行ってしまう端末とか、実は結構多いですし。ホコリがたまろうがキャップは無いのが一番。キャップレスが原因で壊したという経験は自分は一度もない。

ネットワークの話ばかりの孫社長
実際にどうか判断するのは難しい

カリー それにしても、孫社長の話は前半はネットワークの話ばかりでしたね。

スピーディー 「今日の主題はネットワークです」と言うくらいですから。あまりAndroidスマホには興味ないのかもしれません。

ネットワークの話では多岐にわたった孫社長のプレゼン。iPhone 5で対応する「ダブルLTE」の話は、今回の製品発表会にはあまり関係ない気も……

ドロイド ただ、電波の話もAndroidスマホで利用できる「SoftBank 4G」の話だったり、iPhoneの「ダブルLTE」の話だったり、話がまぜこぜなのが正直気になりました。今回はAndroidスマホの発表会なのですから、発表された端末でどうなのかを集中的に聞きたかった。そもそも今は都内の地下鉄ではSoftBank 4Gはほとんど使えませんし……。iPhone用の「SoftBank 4G LTE」は力を入れているようですが。

ケータイ選びにネットワークの良し悪しは一番重要な要素かもしれないですが、ユーザーレベルでそれをどう判断するのは難しいと語るドロイドさん

カリー 孫さんは「繋がります」みたいな話を常にしていたけど、古くからのソフトバンクiPhoneユーザーである自分としては、あまり良くなった感覚はないというか。

ドロイド ネットワークの話は結局そこなんですよね。全体の平均では本当に繋がりやすくなってたとしても、自分の家や通勤経路で変化が無ければ、そのユーザーにとっては意味がない。それに複数キャリアのスマホを同時に使うような人はあまりいないでしょう。つまり個人の経験が基本的にはすべてになるんです。

カリー でも、あそこまでの勢いで語るからにはやっぱり自信があるってことなんでしょうかね。

ドロイド いくら「ウチは繋がりやすい」と繰り返し言っても、実際のユーザーが繋がりやすいという感想を持っていないと、意味がないどころか逆効果ですよね。つまり、「ソフトバンクは繋がりやすくなった」と感じている層が一定割合いるという自信やデータはきっとあるのでしょう。でも、それもあくまで想像ですけど。


今回唯一3キャリアで端末が登場した「AQUOS PHONE」

 端末の絞り込み、厳選化が見られた各社の夏スマホラインナップだが、3社ともにリリースされているのが、シャープの「AQUOS PHONE」だ。特にドコモとau向けの端末には、同社自慢のIGZO液晶を搭載している。IGZO液晶のメリットとしては、いずれの製品でもまず省電力性能が挙げられている。IGZO液晶では液晶分子を駆動するための電圧を、静止画であれば一定間隔でオンにするだけで表示を維持できる特徴を持つ。そのためウェブやSNSのような常に画面が切り替わらない状況であれば、消費電力を節約できるとしている。

 ソフトウェアの完成度も高く、日本ユーザー向けにかゆいところに手が届く細かな機能も特徴的。人気があるのも納得できる。

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