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たった4行で電話が作れるAPI「Twilio」とは?

2013年05月30日 11時00分更新

江草正庸/ニフティ

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Twilioに登録してみよう

 それでは、実際にTwilioの機能に触ってみましょう。

登録

 まずはTwilioの電話番号を手に入れるために、利用登録をしましょう。初期費用は無料で、電話番号とメールアドレスがあれば簡単に登録できます。

Twilioは有償のサービスですが(料金表)、一定金額まではトライアルアカウントとして無償で利用できます。

認証

 携帯電話の番号を入力してSMSで認証します(ここでもTwilioが使われています)。

 入力した電話番号にSMSで6桁の数字が送られてきますので、サインアッページでこの数字を入力すれば認証完了です。

テスト通話

 認証が完了したら、テスト用番号(トライアル番号)が発行されます。実際にTwilioから電話をかけてみましょう。

 メッセージを入力して「Make Call」をクリックすると、入力したメッセージを女性の声で読み上げてくれます。

 これで登録が完了しました。

ダッシュボードにログインしてみよう

 コントロールパネルにログインした後、すぐに表示されるのが「ダッシュボード」です。 ダッシュボードでは、TwilioAPIの利用に必要な「ACCOUNT SID」「AUTH TOKEN」、Twilio APIのコードを作成するための「API EXPLORER」(第2回で紹介します)、通話分析のサマリーなどが表示されます。

 ダッシュボードの簡単な見方を紹介しましょう。

1.サービスメニュー

 以下の各ページへ切り替えます

1.ダッシュボード
 
2.電話番号
電話番号の管理や購入ができます
3.ツール
APIドキュメント、デバッガー、TwiML作成、テストクレデンシャルの操作ができます
4.ログ
通話、SMSによるログを確認できます
5.使用状況
通話数、SMSメッセージ、請求金額を確認できます(「フルアカウント」にアップグレードするまでは課金は発生しません)。
6.Docs
Twilioに関するドキュメント一覧です。さらに詳細を知りたい場合は米Twilioドキュメント(英語)を参照しましょう
7.ヘルプ
不明な点があればメールで問い合わせできます(日本の担当者が回答)

2.トライアルアカウント用メニュー

 Twilioは、登録時点で「トライアルアカウント」の扱いになっています。ここには、トライアル番号で利用できるチュートリアルやリファレンスなどが表示されています。アップグレードすることでこのメニューは表示されなくなります(トライアル番号はアップグレードした後もそのまま利用できます)。

3.ダッシュボードメニュー

1.ACCOUNT SID/AUTH TOKEN
TwilioAPIの利用に必要なユーザー固有のアカウント情報です
2.API EXPLORER
TwilioAPIのコードを作成するためのWebインターフェイスです
3.デバッガー
プログラム修正するためのエラー情報が表示されます
4.電話通話分析
今日の通話数がグラフ表示されています
5.SMS分析(日本では未提供)
今日のSMSメッセージがグラフ表示されています

 各機能の具体的な使い方は今後の連載の中で紹介していきます。

まとめ

 第1回ではTwilioとはどういったサービスなのかを中心に紹介しました。クラウド電話APIの可能性とスマートさを何となく感じられたでしょうか。

 次回はTwilioを実際に使って簡単なサンプルを動かしてみたいと思います。

著者:江草 正庸(えぐさ・まさつね)

ニフティ株式会社で働くインフラエンジニア。普段は「ニフティクラウド」を利用したシステムの自動化を推進し、「@nifty」内のさまざまなサービスを支えるプラットフォームを構築している。boundio meetupをきっかけに、昨年サンフランシスコで行われたTwilioカンファレンス「Twilio Conference 2012」に参加。Twilioを使ってWebと電話を統合した「スマートコミュニケーション」を肌で実感。

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