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Bluetoothで無線音楽再生&10色カラーが選べる、デジタル時代のコンポ

ニコ動発ボカロ・アーティストDECO*27がヤマハ「MCR-B142」を体験

2013年06月03日 11時00分更新

文● 広田稔 撮影●四宮義博 ヘアメイク●鎌田美緒
協力●SAN BAN CHO CAFE

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外ではスマホ、帰宅したら曲の続きはコンポにバトンタッチ

 Bluetoothの利便性は特に注目。ワイヤレスで音楽を飛ばせるので、例えば、好きなアルバムをMCR-B142で聴きながら、ベッドに寝転がってLINEでチャットするといった芸当も可能。ニコニコ動画のアプリでBGMを流したいけど、電話がかかってくる可能性があるから手元にスマホを置いておきたいといった場合にも役立つ。しかもMCR-B142は、iOS(iPhone/iPad/iPod touch)とAndroid向けにアプリを用意していて、手元の端末で画面を確認しながらの操作も可能だ(下記コラム参照)。

 DECO*27さんも、車のオーディオはBluetooth対応で、ワイヤレスの利便性を十分に活用しているが、「今、うちにあるコンポはBluetoothに対応していない。だから家では不便なんですよね」と嘆いていた。


ヤマハの独自アプリ「DTA CONTROLLER」

 MCR-B142を操作するには、App StoreやGoogle Playから「DTA CONTROLLER」というアプリを入手しよう。スマホとMCR-B142のペアリングを済ませたら、アプリを起動すれば利用できるようになる。

 例えば、ボリューム調節、Bluetooth/CD/ラジオ/USB/AUXといった音楽ソースの選択、再生/一時停止/曲送り/曲戻し/早送り/巻き戻しといった操作が可能だ。ほかにも1週間の曜日ごとに異なるアラームを指定したり、イコライザーなどの音質を調整できる。手元にあるスマホをすぐに使えるので、「あれっ、リモコンどこに置いたっけ……」と探す苦労もせずに済む。

DTA CONTROLLERのホーム画面。MCR-B142とBluetoothでつながっていれば、下段中央の再生アイコンを押すと各ソースの切り替えや操作が可能だ。

右下の歯車アイコンから設定画面が開く。イコライザーでは、LOW/MID/HIGHの3つのバーを指でさわって直感的に音質を調節できる。「インテリアラーム」は、アラームの利用時におけるボリュームの上げ方を選べる機能。細やかな配慮がうれしい。

設定からはスキンの変更も可能だ。

DECO*27さんのプレイリストで1週間分のアラームを!!

 朝、音楽で目覚めたいという人は、ぜひMCR-B142のアラーム機能に注目してほしい。各曜日ごとに起きる時間を別々に指定できるので、休日の土日はアラームをオフにしたい人や、勤務時間が不規則という人でもばっちり対応できる。さらにスマホの音楽再生機能でプレイリストを作っておけば、流す曲も指定可能。毎日の変化にあわせて、気持ちを盛り上げたり、落ち着かせるようにBGMをチョイスできる。

各曜日では、アラームの時間とタイプ(BEEPとソース音のオン/オフ)、ソース音(iPod/USB/CD/FM)を指定できる。さくっと設定した後は、Bluetooth経由で設定を本体へ同期。これを本体のボタンやリモコンでやろうと思ったらかなり大変な作業なので、ぜひスマホを活用すべし。

 せっかくなので、DECO*27さんに1週間の曜日ごとに流したい曲をチョイスしてもらった。月曜日は、週の始まりなのでさわやかに始めるためにDonavon Frankenreiterの「The Way It Is」。火曜日は、まだまだ週末まで長いので、力を抜いてリラックスできるように、Dave Barnes「White Flag」。週半ばの水曜日は、気持ちを盛り上げるためにBUSTEDの「Crashed The Wedding」。木曜日には、なぜかふと宇宙に行きたくなって、Angels and Airwavesの「The Adventure」。

 金曜日は、楽しい週末に入る前、頭を空っぽにするためにSenses Failの「Garden State」。土曜日は、週末の楽しい雰囲気をさらに盛り上げてくれるONE DIRECTIONの「I Would」。日曜日は、週の終わりなので癒しを求めてAnnett Louisanの「teilzeithippie」。バラバラなジャンルからチョイスし、ゆったり始まって半ばで盛り上げ、最後にクールダウンするというきれいな流れを作っている。DECO*27さんのファンなら、ぜひ再現して体験してみるべし。

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