【au夏スマホ】HTC One J＆Xperia ULの2台が魅力的！ 第7回

【フォトレポ】au夏モデル全機種をネチっと触った

IGZO液晶搭載で電池は約3日持つ
「AQUOS PHONE SERIE SHL22」

　IGZO液晶搭載スマホはこれまでドコモとソフトバンクのAQUOS PHONEハイスペックモデルにしかなかったが、au向けAQUOS PHONEのハイエンド「SERIE」にも、ようやくIGZO液晶搭載モデルが登場した。IGZO液晶の省電力効果は動画向けと思われているが「実はFacebookやTwitter、LINEなどのSNSをよく利用する場合にも節電効果がある」（説明員）。これは利用者がタイムラインなどを読むために画面をジッと見つめている間は、液晶の制御プロセッサーを秒単位でオフにできるためである。

　なお、バッテリー容量は3080mAhと非常に大きく、日常使用で約3日持つ。急速充電対応の別売り「共通ACアダプター04」を利用すれば、1日に必要なバッテリー（約30％）をわずか約1時間で充電（約45％）できる。出勤前に慌てて充電しても1日ぐらいは乗り切れそうで心強い。

　「スクリーンショットシェア」という新機能が便利。ゲームでレアアイテムを獲得した場合などに、画面を「ノ」の字になぞるだけで、スクリーンショットの撮影から共有画面への貼り付けまでをやってくれる。あとは画像にスタンプを押したりしてから、TwitterやFacebookで共有できる。画面をなぞりはじめる場所は最大8箇所設定可能。よく利用する共有方法のショートカットを画面下部に最大4個まで追加しておくと、すばやく共有できる。

スクリーンショットがジェスチャーで撮影できるのはかなり便利だ

AQUOS PHONEにケースやジャケットを装着したままで、付属の卓上ホルダーにセットできる点は、気が利いている。au公式アクセサリ「au +1 collection」のハードカバーであれば、この機能が保証される（説明員）

付属の卓上ホルダーにセットすると「パーソナルコレクトボード」という情報表示アプリが自動的に起動する。パーソナルコレクトボードはホーム画面でも閲覧可能。天気予報やSNSのタイムラインなどを閲覧できる

電源キーを手探りする必要がなくなった。画面消灯中に画面をなぞるとバックライトが点灯し、画面を消灯させたい場合は本体を軽く振ればバックライトが消灯する。本体を持っている間は画面を点灯したままにしてくれる

何かを閲覧しながら、画面上に小さなウィンドウを重ねて表示し、同時に映像も楽しめるようになった

ブラウザーでブログを閲覧しながらYouTubeを視聴したり、Twitterをしながらワンセグを視聴したりできる。ただし、小さな画面にできるアプリはワンセグ／YouTube／動画の3種類のみとやや少ない