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iPadやNexus 7やdtabを超活用する機器連携術 第2回

iPadやNexus 7でハイレゾ!? 高音質な音楽をたしなむ!

2013年05月22日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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FLAC再生やハイレゾ音源の再生自体は、Android端末でもできる!

「Winamp」(通常版)の画面。FLAC再生は有料の「Pro」版が必要

「Winamp」(通常版)の画面。FLAC再生は有料の「Pro」版が必要

「Poweramp」(通常版)の画面。試用版という位置づけでフル機能を利用できるのは15日間となる

「Poweramp」(通常版)の画面。試用版という位置づけでフル機能を利用できるのは15日間となる

 iPadでのFLAC再生やハイレゾ再生と同様のことは、Android端末でも可能だ。FLAC再生に対応したプレーヤーアプリは、Winamp Pro(388円)やPoweramp(無料版と399円のフルバージョンがある)、など種類も豊富だ。

 ただし、この場合ハイレゾ再生はiPadと同様に、タブレットの性能次第で内部的に48kHzに変換されて再生となる場合が多いようだ。というか、FLAC再生やハイレゾ再生に対応したAndroid搭載音楽プレーヤーとしてはiBassoの「HDP-R10」(実売価格 8万2000円前後)があるわけだが、逆にそれしか見当たらない。

「USB Audio Recorder PRO」。音楽プレーヤーらしからぬインターフェースなのは、そもそもがレコーダーアプリのため

「USB Audio Recorder PRO」。音楽プレーヤーらしからぬインターフェースなのは、そもそもがレコーダーアプリのため

 ではデジタル出力はどうか? 実は「USB Audio Recorder PRO」というアプリが対応している。その名の通り基本はレコーダーアプリだが、iPadと同様にmicroUSB―USB変換ケーブルを使ってUSB DACと接続すればデジタル出力できる。ケーブルはホスト機能に対応していなければならない。

 USB Audio Recorder PROは有償(526円)。ただし、Playストアには掲載されていないが、開発元のサイトから体験版(http://www.audio-evolution.com/downloads/USBAudioRecorderPROTrial_1.1.0.apk)がダウンロードできる。

 必ずしもすべてのデバイスで動作するというわけではなく、製品情報ページ(英語)では動作確認表もリストアップされている。

 ハイレゾ音源ファイルはファイルサイズが大きいので、タブレット端末の内蔵メモリーを圧迫しやすく、持ち歩いて再生するにはやっかいな面もある。

 しかし、タブレット端末がハイレゾプレーヤーになるならば、かなり魅力は大きい。このあたりについては、組み合わせる機器の相性など、容易に試せることではないが、個人的にはもう少し可能性の追求を行なってみたい。

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