このページの本文へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第42回

2画面スマホなど個性派のスピードはどんなもの?

2013年05月20日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

文字入力テストでも
HONYE BEEが53秒を記録

 続いてのテストは文字入力。Gmailの新規作成画面で下記の文章を3回入力する。

「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」

 予測変換は使わず全文入力し、ストップウォッチでタイムを計測する。なおフリック入力&片手操作で行うが、MEDIAS Wのみ両手入力を試している。

 歴代機種ではMEDIAS U N-02Eが51秒71でトップ。ただしキーボードのサイズを変更した場合なら、前サイクルのAQUOS PHONE Xx 203SHが50秒39となっている。全体的に見ると50秒台なら好成績、1分台なら標準的、1分10秒以降になると遅い。

  Optimus G Pro MEDIAS W HONEY BEE
入力プログラム LGキーボード 2.2.6 ATOK 1.0.0 iWnn IME 2.2.6
最速タイム 1分0秒99 1分4秒29(閉)
/1分15秒04(両手)
53秒72
平均タイム 1分13秒31 1分12秒30(閉)
/1分36秒91(両手)
1分1秒21

 今回の結果では53秒72でHONYE BEEがトップ。Optimus G ProとMEDIAS Wも最速タイムは標準的で、操作に慣れてくれば50秒台も視野に入りそう。3機種とも文字入力のストレスは無さそうだ。

Optimus G Pro

MEDIAS W

HONEY BEE

 HONYE BEEの場合は、昨今の大画面スマホと比べ、とにかく文字入力がラクだった。キーボードは小さいが、指は届きやすく、入力時にしっかり本体を持っていられる。若干誤入力やタッチの反応が悪く感じたが、それでもこのタイムだ。

 Optimus G Proは大画面だが、キーボード自体は小さく表示され、指が届きやすい。筆者の手にはちょっと窮屈にも感じられたが、事前の想像よりも快適だ。ただし「あ」のボタンと筆者は相性が悪いのか、「お」と入力したいのに「あ」が入力されるということが多く、毎回「お世話に~」の「お」の部分でつまづいた。それさえ無ければ50秒台は確実だったのだが。

 MEDIAS Wは片手操作(閉じた状態でフリック入力)のキーボードのサイズが絶妙。ただし折りたたんでいるときは、本体が厚くなり、そのせいで指が届きにくい。これは意外な盲点だった。スリムだから画面が押しやすいと思ったのだが。またタッチの反応も悪いことがあり、タップしたはずなのに入力されていない、漢字に変換したはずなのにされていないということがある。厚みのせいで指が離れ、しっかり押せていないように感じた。

 むしろ両手操作(開いた状態でフルキーボード入力)のほうがタッチの反応は良好。ボタンが窮屈になり、親指入力では遅くなると思ったのだが、予想ほどではない。普段からスマホでフルキーボード入力をしている人なら、さらにタイムを縮められるはずだ。

開いた状態ではこんな感じで両手持ちで文字入力ができる

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン