文字入力テストでも
HONYE BEEが53秒を記録
続いてのテストは文字入力。Gmailの新規作成画面で下記の文章を3回入力する。
「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」
予測変換は使わず全文入力し、ストップウォッチでタイムを計測する。なおフリック入力&片手操作で行うが、MEDIAS Wのみ両手入力を試している。
歴代機種ではMEDIAS U N-02Eが51秒71でトップ。ただしキーボードのサイズを変更した場合なら、前サイクルのAQUOS PHONE Xx 203SHが50秒39となっている。全体的に見ると50秒台なら好成績、1分台なら標準的、1分10秒以降になると遅い。
Optimus G Pro | MEDIAS W | HONEY BEE | |
---|---|---|---|
入力プログラム | LGキーボード 2.2.6 | ATOK 1.0.0 | iWnn IME 2.2.6 |
最速タイム | 1分0秒99 |
1分4秒29(閉) /1分15秒04(両手) |
53秒72 |
平均タイム | 1分13秒31 |
1分12秒30(閉) /1分36秒91(両手) |
1分1秒21 |
今回の結果では53秒72でHONYE BEEがトップ。Optimus G ProとMEDIAS Wも最速タイムは標準的で、操作に慣れてくれば50秒台も視野に入りそう。3機種とも文字入力のストレスは無さそうだ。
HONYE BEEの場合は、昨今の大画面スマホと比べ、とにかく文字入力がラクだった。キーボードは小さいが、指は届きやすく、入力時にしっかり本体を持っていられる。若干誤入力やタッチの反応が悪く感じたが、それでもこのタイムだ。
Optimus G Proは大画面だが、キーボード自体は小さく表示され、指が届きやすい。筆者の手にはちょっと窮屈にも感じられたが、事前の想像よりも快適だ。ただし「あ」のボタンと筆者は相性が悪いのか、「お」と入力したいのに「あ」が入力されるということが多く、毎回「お世話に~」の「お」の部分でつまづいた。それさえ無ければ50秒台は確実だったのだが。
MEDIAS Wは片手操作(閉じた状態でフリック入力)のキーボードのサイズが絶妙。ただし折りたたんでいるときは、本体が厚くなり、そのせいで指が届きにくい。これは意外な盲点だった。スリムだから画面が押しやすいと思ったのだが。またタッチの反応も悪いことがあり、タップしたはずなのに入力されていない、漢字に変換したはずなのにされていないということがある。厚みのせいで指が離れ、しっかり押せていないように感じた。
むしろ両手操作(開いた状態でフルキーボード入力)のほうがタッチの反応は良好。ボタンが窮屈になり、親指入力では遅くなると思ったのだが、予想ほどではない。普段からスマホでフルキーボード入力をしている人なら、さらにタイムを縮められるはずだ。
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