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有機ELファインダー「XGA OLED “Tru-Finder”」も搭載

3D録画できる! ソニーのデジタル双眼鏡「DEV-50V」は防塵・防滴

2013年05月16日 15時06分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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 ソニーは5月15日、デジタル録画双眼鏡の新モデルを発表した。

 光学12倍・デジタル25倍ズームに対応の「DEV-50V」と、光学10倍・デジタル15倍ズームに対応の「DEV-30」が用意される。いずれも従来機(DEV-3)と比較して約30%の小型化が図られたという。基本的な筐体デザインは共通となる。

 両モデルとも双眼鏡として被写体を観察しながら、フルHD画質の動画および20.4Mピクセルの静止画が撮影可能。DEV-3同様、3Dでの撮影機能もそなえる。3D動画撮影時の倍率は、いずれも0.5〜6倍となっている。

 搭載される1024×768ドットの有機ELファインダーは、同社の一眼レフカメラ「α」シリーズと同様の「XGA OLED “Tru-Finder”」 だ。コントラスト比が従来機の約33倍となり、より的確に被写体を捉えられるようになったという。

 追従AFや、光学式手ブレ補正「アクティブモード」など、快適な観察や録画に役立つ機能もそなえる。防滴・防塵性能も新たに付加された。

 市場推定価格はDEV-50Vが17万円前後で、DEV-30が13万円前後。発売日は、いずれも6月21日となっている。

DEV-50V

DEV-50V

DEV-30

DEV-30

DEV-30

DEV-50V(アイカップ装着時)

 なお、5月16日より「銀座・ソニーショールーム」「ソニーストア 大阪」「ソニーストア 名古屋」にて、両モデルが先行展示される予定だ。

主なスペック
型番 DEV-50V DEV-30
センサー 1/3.91×2 裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」
画素数 543万画素×2
ファインダー 0.5型(1024×768ドット)
ズームレンズ 0.8〜25倍(デジタル)/0.8〜12倍(光学)/
F1.8〜3.4
0.8〜15倍(デジタル)/0.8〜10倍(光学)/
F1.8〜3.4
動画/静止画記録方式 MPEG4/JPEG
外寸/重量 148.5×72.5×157.5mm/
765g/890g(撮影時総重量)
148.5×72.5×157.5mm/
765g/860g(撮影時総重量)
インターフェース HDMI出力端子、Micro USB端子

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