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新価格体系では機器の種類もなくなる

IBM、マネージドセキュリティから帯域の概念を取り去る

2013年05月16日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月15日、日本IBMはセキュリティ運用監視サービス「マネージド・セキュリティー・サービス(MSS:Managed Security Services)」のサービス体系を変更。サービス体系の考えから「帯域」「機器の種類」を取り去ることで、セキュリティー機器監視サービスにおける利用料金を値下げした。また、これまで固定となっていたサービスメニューを、ニーズに応じて柔軟に選択できるようにした。

 MSSは従来、セキュリティ機器の管理・監視という基本サービスに加えて、ポリシーなどの更新、SOCでの有人監視といったサービスをIDS/IPSであれば帯域別価格に提供してきました。しかし、今回帯域に関係なく一律の価格体系とし、基本サービスに必要なサービスを追加する体系に変更したという。

 MSSの新料金は、たとえば旧IDS/IPS監視サービスSelectグレードと同等内容の場合、1ヵ月あたり29万4300円 (税別)になるという(初期一時費用は別)。

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