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中堅企業向けの「iStorage NS500Rd」も発表

NEC、iStorage Mシリーズをユニファイド化するオプション

2013年05月15日 16時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月15日、NECはSAN対応ストレージ「iStorage Mシリーズ」をNASにも対応させることが可能なNASオプション製品「Nh4a」と「Nh8a」を発表した。

クラスタ構成のNh4aやNh8a

 Nh4aやNh8aは、iStorage M300/M500/M700に接続することで、ブロックアクセスとファイルアクセスに対応する。ユニファイド・ストレージとして、仮想化環境における仮想サーバーのOSブートとしてのSAN用途と、データ格納としてのNAS用途を1台に集約・管理することが可能となり、初期投資や運用管理コストを削減できる。両者ともクラスター構成となっており、片方のノードの障害時は別のノードへ業務を移行し、システムを止めることなく継続運用が可能となっている。

 あわせて中堅企業のファイルサーバ統合用途に適したiStorage NSシリーズの新モデル「NS500Rd」も発表した。OSとして、最新のWindows Storage Server 2012を搭載。データ重複排除機能やクラスタリング(Windows Server Failover Cluster)などの機能を標準搭載する。

 各製品の希望小売価格(税別)は16GBメモリ×2のMシリーズ NASオプション 「Nh4a」が272万8000円、32GBメモリ×2のMシリーズ NASオプション 「Nh8a」が1091万4000円。また、NS500Rdは6GBメモリのシングル構成で、72万8000円となっている。

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