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バッテリー駆動時間の長期化が実現

シャープ、ノートPC向けIGZO液晶パネル3タイプの生産を開始

2013年05月15日 15時28分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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シャープWebサイトの解説より

 シャープは5月14日、ノートPC向けIGZO液晶パネル3タイプ(11.6型/14型/15型)の生産開始を発表した。すでに生産の始まっている13.3型とあわせて、ラインアップが拡充されるかたちだ。

 14型では、フルHDの1.67倍となる262ppiの画素密度を実現している。「なめらかでくっきり」した文字や、リアリティ溢れる映像を表示できるという。

ノートPC向けIGZO液晶パネルの仕様
画面サイズ 11.6型 13.3型 14型 15.6型
画素数 2560×1440 2560×1440 3200×1800 3200×1800
画素密度 253ppi 221ppi 262ppi 235ppi

 本液晶パネルでは薄膜トランジスタの小型化が図られ、光の透過度が向上しているという。リーク電力を抑制するIGZOの特性との相乗効果で、高い省エネ性を発揮し、ノートPCのバッテリー駆動時間化が伸びるとしている。また、ペン入力ができるタッチパネル対応の設計も可能だという。

 なお、製造は6月より亀山第2工場で開始される予定。今後もラインアップを増やし、スマートフォン、タブレット、ノートPCや4Kディスプレー機器などへの搭載を目指していく狙いだ。

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