日本Webソリューションデザイン協会(JWSDA)は、Webディレクションに欠かせない知識やスキルの習得状況を認定する「Webディレクション検定」を開始した。
Webディレクション検定は、ビジネス実務レベルで通用するWebディレクションのスキル習得を目的とした検定試験。Webディレクションに必要なスキルを12の分野に分け、プレゼン、オリエンから、プロジェクト管理、マーケティング、デザインまで、広範な知識とスキルの習得を目指す。
Webディレクション検定の出題範囲
- プロジェクト全体像とWebディレクターの役割
- 制作案件の提案・受注
- プランニング
- 設計とデザインディレクション
- プロジェクトマネジメント
- コンテンツ制作ディレクション
- サイト制作ディレクション
- システム開発ディレクション
- プロモーションの実施
- サイトの運用・改善
- モバイルサイト構築
- Web技術の応用
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Webディレクション標準スキル152 企画・提案からプロジェクト管理、運用まで |
検定のテキストには『Webディレクション標準スキル152』(アスキー・メディアワークス刊)を使用する。同書は、現役Webディレクター15人が、Webディレクション業務に必要なノウハウやTipsを解説した書籍。見積書の書き方から、進行遅延の防ぎ方、Webの最新技術までを広くカバーしている。
Webディレクション検定の受験料は8400円。パソコンで受験し、試験終了後すぐ合否がわかるCBT方式で実施する。試験時間は60分。問題は100問で、70%以上の正解で合格となる。検定試験終了後、すぐに各分野の正答率がチャートで表示されるため、受験者は得意分野や苦手分野を確認できるという。
JWSDAではWebディレクション検定の開始にあわせて、検定対策講座も開催する。対策講座は6時間×3日間の計18時間で、料金は7万5600円(テキスト代、受験料を含む)。直近では6月1日、東京・新宿での開催が予定されている。
JWSDA Webディレクション検定 http://www.web-kentei.jp/webDirection