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スマートフォンアプリやWi-Fiの位置情報サービスを活用

KDDI、DNPなど5社がO2O実証実験、南町田グランベリーモールにて

2013年05月14日 16時17分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp編集部

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南町田「グランベリーモール」公式ウェブサイトより

 南町田駅直結のショッピングモール「グランベリーモール」にて、5月13日から6月27日の間、KDDIをはじめとする5社による「O2O(オンライン・ツー・オフライン)サービス実証実験」が実施される。

 本実証実験にはKDDI、大日本印刷(DNP)、三井物産、東急モールズデベロップメント(MD)、イッツ・コミュニケーションズの5社が参加する。

 O2Oとは、モバイルアプリやウェブサイトなどインターネット(オンライン)で集客し、実際の店舗(オフライン)へ誘導して購入を促進する仕組みのことだ。今回の実証実験は、スマートフォンアプリやWi-Fiの位置情報サービスを活用して、グランベリーモールの利用者が様々なサービスを受けられるようにするというもの。

南町田「グランベリーモール」におけるO2O実証実験のイメージ

 例えば、KDDIの提供するアプリ「すなっぴん」は、グランベリーモール内の新製品やオススメ商品画像を配信し、顧客の来場を促す。また、大日本印刷の提供する「くーぴん」は、Wi-Fiの位置情報サービスによって、利用者が立ち寄ったエリアや店舗ごとのクーポンを配信するアプリで、顧客はタイムリーなセール情報を受け取れるとしている。

 今回参加する5社は実証実験を通じて、顧客の利用状況をもとに商品情報やクーポンの提供方法を検証するという。今後は他のショッピングセンターへも展開していき、より便利なショッピングを顧客に提供できるようサービスの向上を目指すとしている。

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