オーストラリアのBarでスネ毛の剃毛
まずは執行現場に行くのだが、場所がなんとオーストラリア。日本からマレーシアのクアラルンプールを経由しておよそ12時間ほどかかる。最初に罰ゲームの話を聞いたとき、「12時間かけて男のコスプレを見に行くなんて……」と思ったのだが、スケジュールをよく見るとこう書いてあった。
オーストラリアでトニーがリチャードのスネ毛を剃る。
わざわざ他国のメディアを呼んで、初老男性の剃毛を見せつけるなんて聞いたことがない。とはいえただコスプレを見せるだけでなく、羞恥プレイも見られるわけである。それなら面白い気もする、ということで現場に向かう。
およそ6時間のフライトで接客
公開剃毛は現地時間5月11日21時に終了した。翌12日朝6時、いよいよコスプレ姿のお披露目である。
という感じで約6時間のフライトをこなしたサー・リチャード。本人はノリノリで、わりと楽しそうにこなしていた。また、フライトでは一般のお客さんも乗っており、記念撮影やサインに快く応じていたのが印象的だった。
驚いたのは、エアアジア側の対応だ。日本にも羽田―クアラルンプール、関空―クアラルンプール線を就航するなど、世界的に非常に勢いがある同社だが、今回のフライト、剃毛会場などすべての準備をしていた。もちろん罰ゲームをする相手が相手なので、相応の用意が必要ではあるが、お金の使い方を間違えてないか? と思うほどだ。なんにせよこの罰ゲーム、発想は高校生並だが、規模としては世界最大級である。