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オーストラリアまで行ってサーの罰ゲームを見た

世界最大規模の罰ゲームは大富豪の剃毛とコスプレ

2013年05月13日 21時06分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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オーストラリアのBarでスネ毛の剃毛

今回執行に使われた電気椅子改め剃毛椅子

 まずは執行現場に行くのだが、場所がなんとオーストラリア。日本からマレーシアのクアラルンプールを経由しておよそ12時間ほどかかる。最初に罰ゲームの話を聞いたとき、「12時間かけて男のコスプレを見に行くなんて……」と思ったのだが、スケジュールをよく見るとこう書いてあった。

 オーストラリアでトニーがリチャードのスネ毛を剃る。

 わざわざ他国のメディアを呼んで、初老男性の剃毛を見せつけるなんて聞いたことがない。とはいえただコスプレを見せるだけでなく、羞恥プレイも見られるわけである。それなら面白い気もする、ということで現場に向かう。

会場は100人くらいが入るスペースで、ドレスに身を包んだ方たちがシャンパンを飲むような感じ

「やさしく剃ってね」「OK! まかせろ!」

およそ6時間のフライトで接客

 公開剃毛は現地時間5月11日21時に終了した。翌12日朝6時、いよいよコスプレ姿のお披露目である。

プレミアムラウンジから登場したサー・リチャード。「どう? 似合うでしょう?」「お、おう…」

搭乗前の会見ではトニーとのお熱い姿も披露。トニーは「重いから早く写真を撮ってくれ」と懇願していた

いざ搭乗。本物のキャビンアテンダントさながらのウォーキングだ

搭乗後のサービスもしっかりこなす。過剰サービスな気がしなくもない

サー・リチャードが移動すれば、人も大群となって移動する。ちなみにこの写真を撮っているときはすでに雲の上だった

 という感じで約6時間のフライトをこなしたサー・リチャード。本人はノリノリで、わりと楽しそうにこなしていた。また、フライトでは一般のお客さんも乗っており、記念撮影やサインに快く応じていたのが印象的だった。

 驚いたのは、エアアジア側の対応だ。日本にも羽田―クアラルンプール、関空―クアラルンプール線を就航するなど、世界的に非常に勢いがある同社だが、今回のフライト、剃毛会場などすべての準備をしていた。もちろん罰ゲームをする相手が相手なので、相応の用意が必要ではあるが、お金の使い方を間違えてないか? と思うほどだ。なんにせよこの罰ゲーム、発想は高校生並だが、規模としては世界最大級である。

最後はエアアジアの“本物の”キャビンアテンダントをご覧いただきたい

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