東芝は5月20日、液晶一体型パソコン「dynabook REGZA PC」の夏モデル4機種を発表した。
「D833/T9」はCPUにCore i7-3630QMを採用した23型の一体型デスクトップパソコンだ。D732の後継機種にあたり、D732と比べて24%をうたう小型化を実現したという。
OSにはWindows 8を採用し、REGZA PC初のタッチパネルを搭載した。ガラスには耐指紋コーティングがほどこされ、指紋が拭き取りやすいという。
内蔵のWebカメラによる「ハンドジェスチャ機能」にも対応した。手の動きを認識し、画面に向かって手を動かすだけでWindows 8のタイル操作や画面のスクロールが可能だ。
テレビ機能としては、「dynabook TV Center」を引き続き搭載。7局一覧表示の番組表や、スマートフォンやPCによる外出先からの録画予約を利用できる。テレビを視聴しながら2番組の同時録画ができる「W録」にも対応する。
また、「クイックスタート」機能をONにしておけば、リモコンの「TV電源」ボタンを押して約1秒でテレビの視聴が可能としている。入力系統としてはHDMI端子をそなえ、ゲームハードやその他の外部デバイスをつないで外部ディスプレーとしても利用できる。
プレシャスブラックとリュクスホワイトの2色展開で、店頭予想価格は23万円前後。5月20日に発売される予定だ。
主なスペック | |
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型番 | D833/T9 |
CPU | Core i7-3630QM(2.4GHz) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 3TB |
インターフェース | USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×2、HDMI端子×1 |
ディスプレー | 23型 |
光学式ドライブ | Blu-rayディスクドライブ(BDXL対応) |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) |
寸法 | 約幅562×190×439mm |
OS | Windows 8 64bit |
一人暮らしのTVならコレ! 21型のREGZA PC夏モデル
21型モデルとしては、ハードウェアに違いを持たせた3モデルが発売される。
タッチパネル搭載の「D813/T8」と、非搭載の「D713/T7」および「D713/T3」だ。筐体のデザインは3モデルとも共通だが、タッチ対応のD813/T8のみディスプレーガラスがフラットな仕様だ。タッチ以外の機能は、基本的には3モデルとも23型のD833/T9と同様。
店頭予想価格は、CPUにCore i7-3630QMを搭載するD813/T8とD713/T7がそれぞれ21万円台半ばと20万円前後。Celeron 1000Mを採用するD713/T3は14万円前後となっている。
3モデルともプレシャスブラックとリュクスホワイトの2色をラインアップし、5月下旬より順次発売される。
主なスペック | |||
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型番 | D813/T8 | D713/T7 | D713/T3 |
CPU | Core i7-3630QM(2.4GHz) | Celeron 1000M(1.8GHz) | |
メモリー | 8GB | 4GB | |
ストレージ | 2TB | 1TB | |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×1、HDMI端子×1 | ||
ディスプレー | 21型 タッチパネル | 21型 | |
光学式ドライブ | Blu-rayディスクドライブ(BDXL対応) | DVDスーパーマルチドライブ | |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) | |
寸法 | 約幅516×174×388mm | ||
OS | Windows 8 64bit |