徹底研究! サイクルコンピューター「ポタナビ SGX-CN710」 第3回
メーターを自分専用にカスタマイズして走りを極める! 通信機能でグループライドにも最適
仲間と走るチャリダーにもってこいな自転車ナビ「ポタナビ SGX-CN710」
2013年05月13日 11時00分更新
3G回線を活かした独自サービスこそポタナビの大きな魅力!
ポタナビ SGX-CN710は競技的なストイックさをあまり感じさせないことから、私のような自転車初心者にもフレンドリーで取っつきやすい。特に、現在地周辺にあるおすすめスポットを通知する機能 はユニークで、ポタリングの楽しみ方に広がりを持たせてくれる。約4万円という価格も、2年分の通信料金が含まれていることを思えば、決して高くない。
なお、本製品にはソフトウェア更新による機能強化の余地がある。旧モデルの「SGX-CN700」でも、発売以来、計6回の大規模バージョンアップが実施され、新たな機能が次々と追加されてきた。本製品でも、さらなる進化を期待したいところだ。
原稿もあらかたまとまったので、改めてポタナビとともにポタリングを満喫していると、新着メッセージが届いた。
すかさず「NO」と返信を送って、再びペダルをこぎだす。今日は、稲田公園で持参のおにぎりを食べ、ホームセンターに寄って買い物を楽しむのだから、邪魔しないでくれ。
ポタナビ SGX-CN710の主な仕様 | |
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サイズ | 幅59×奥行き19×高さ95mm |
重量 | 約100g(本体部のみ) |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
インターフェース | microUSB |
データ通信方式 | WCDMA(NTTドコモ) |
地図 | 全国版(スケール:50m/200m/1km/5km/20km)
*地図データは2011年度版を収録 *ポタナビ本体の地図データ更新はできません |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト |
直販価格 | 3万9900円 |
筆者紹介─法井文仁
1970年生まれ。岩手県出身。ライター。普段は主に広報誌やパンフレットの製作・執筆に携わっているが、デジタル機器には古くから関心を持ち、PC歴は黎明期の8ビット時代から。所有するスマホやタブレットは20台以上。自転車歴は1ヵ月足らずの初心者。