徹底研究！　サイクルコンピューター「ポタナビ SGX-CN710」 第2回

話題のスポットやお店はもちろん、最寄りの自転車店やトイレもガイド

寄り道推奨　散歩感覚で走れる「ポタナビ SGX-CN710」のナビ機能

「マップナビモード」で迂回路を確認

　試走は、多摩川サイクリングロードを上流方面に走ることにした。「サイクリングロードにナビ要らなくね？」という声も聞こえてきそうだが、そうでもない。突然、道が途切れるわ、未舗装路があるわ、いたるところで通行を阻まれる。結局、一般道に出て住宅街を迂回するなり、橋を渡って対岸のサイクリングロードを回るなどして先へ進むことになるのだが、その際にナビがあると心強い。

　出だしは軽快に走っていたが、5kmほど進んだところでサイクリングコースが砂利道に変わる。以前は、この区間を強行突破しようとしたが、タイヤがパンクしそうで、やむなく引き返した経緯がある。そこで今回は、ポタナビで地図を確認しながら一般道を迂回しようというわけだ。

このまま直進すると、通称「狛江ダート」と呼ばれる砂利道。右へ行って舗装路の一般道を迂回したいが、このあたりは土地勘がなく、道に迷いそうで不安

そこでポタナビの出番。画面表示を「マップナビモード」に切り換えると、自分の現在地とその周辺の地図が表示される

地図の縮尺は「20km」から「50m」までの5段階で切り替え可能。「200m」と「50m」の間に「100m」くらいの縮尺もほしい気がする

小田急小田原線の和泉多摩川駅を通り、多摩水道橋から対岸に渡って神奈川側のサイクリングロードに出た。第一の難関を突破