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Apple Geeks 第113回

iPhone/iPad/Macでファイル共有なら「SkyDrive」(1)

2013年05月10日 12時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobu

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インストールは簡単そのもの

 SkyDriveの利用には、Microsoftアカウント(旧Windows Live ID)が必要。適当なメールアドレスさえ用意しておけば、無償で簡単に作成できる。サービスを利用するときには、iCloudにおけるApple IDのように、アカウント作成時に登録したメールアドレスとパスワードを使いサインインすればいい。

SkyDriveの利用には、Microsoftアカウントが必要(旧Windows Live ID)

 クライアントソフトは、Mac用とiOS用がそれぞれ用意されている。Mac版では、はじめて起動したときに作業用フォルダー(SkyDriveフォルダー)を指定すると、以降そのフォルダーを介してクラウドとファイル/フォルダーを同期するようになる。サインインするとメニューエクストラに常駐を開始し、クラウド領域にファイルが追加されれば自動的にSkyDriveフォルダーへダウンロードする仕組みだ。

 一方、クラウド領域へファイルをアップロードしたいときには、Finderを利用してSkyDriveフォルダーへファイルをコピーすればいい。またこのとき、対応できる1ファイル当たりの最大サイズは2TBとなり、ウェブブラウザーからファイルを追加する場合の最大300MBに比べて使い勝手が格段に向上する(iOS用SkyDriveアプリからファイルをアップロードする場合は最大100MB)。

Mac版クライアントを起動すると、Finder右上部にあるメニューエクストラに常駐し、共有用フォルダー(SkyDriveフォルダー)を介してクラウドと同期する

Mac版クライアントでは、セットアップ時に同期用領域(SkyDriveフォルダー)を指定する。あとから変更することも可能だ

SkyDriveフォルダーは、Finderを利用して操作できる。ファイルを追加した場合は、常駐プロセスにより自動的にクラウド上へアップロードされる

SkyDrive App
価格無料 作者Microsoft
バージョン3.0.1 ファイル容量5.0 MB
対応デバイス全機種 対応OSiOS 5.0以降
SkyDrive
価格無料 作者Microsoft
バージョン14.3 ファイル容量10.7MB
対応デバイス64bit CPU搭載Mac 対応OSOS X 10.7(Lion)以降

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