5月8日、シンクライアントソリューションを手がけるアセンテックはリモートアクセスサービス「GoToMyPC」日本語版の販売開始を発表した。GoToMyPCは遠隔のホストPCにセキュアにアクセスできるリモートアクセスサービス。米シトリックス・システムズより販売されており、グローバルで高いシェアを誇る。
専用プロトコルを用いることで高いパフォーマンスを実現。サウンド再生や、ホストPCからローカルおよびリモートプリンターへの印刷、ホストPCとクライアントデバイスの間でのファイル転送などのさまざまな機能を持つ。また、iPad、iPhoneおよび、Android、Windows8など、さまざまなOSをサポート。
セキュリティ面も充実。常時128ビットAES暗号が施されるほか、Webサイトとエンドツーエンドでの認証が組み合わせ、アクセスを保護する。また、リモート印刷機能、カット/コピー&ペースト機能、ファイル転送機能など情報保護にかかわる機能の使用許可または禁止を、ユーザごとにきめ細かく設定できる。展開においては、東京、上海、香港、シドニー、サンノゼ、ラスベガス、シカゴ、アトランタ、ワシントンDC、アムステルダム、フランクフルトの世界11拠点にデータセンターを配置している。
アセンテックは国内ディストリビュータとしてGoToMyPCの日本語版を提供。構築費用、初期費用、保守サポート費用などはすべて“ゼロ”で、年間使用料(ホストPC 1シート)1万4400円のみシンプルな価格形態で提供される。
同社では2013年末にかけて、さまざまなオンラインコラボレーションツールの展開を計画しているという。