4月27、28日、幕張メッセにてniconicoの祭典「ニコニコ超会議2」が開催された。2日間の来場者は、会場が10万3561人、ネットが509万4944人といずれも去年を上回り、大盛況で幕を閉じた。ASCII.jpでもフードコートや痛車、コンパニオン、有名人、ライブステージなどジャンル別に記事を投入してきた。
では、それらを横断して超会議全体を見た場合に記者はどう感じたのだろうか。ニコ動初期から取材しているライター・広田と、ASCII.jpに所属する前からニコ動に慣れ親しんできた新人・コジマがざっくばらんに語ってみた。
目についたものを取材してるだけでも飽きなかった
広田 コジマさんは超会議初めてなんだっけ?
コジマ 初です。昨年は行ってもいないという。
広田 ニコ動は割と初期から見てるって聞いたけどね。そもそも「ニコニコ大会議」とかユーザー主催の同人イベントにいったことはあるの?
コジマ これが全然で、大会議すら行ってないんです。
広田 そうなんだw じゃあ大会議のニコニコ生放送とかは見た?
コジマ ネットではちょくちょく。タイムシフトとかもあるじゃないですか。だから、見たいところだけ見ればいいやーって。
広田 あー。なるほどね。
コジマ 結局、見てたのは自分が興味あるジャンルだけでしたね。知らない有名ユーザーを見ても「うーん」ってなるのがアレだった的な。
広田 まぁ普通そうだよね。好きなジャンルだけ見るのが割と普通の人だと思う。
コジマ 別に嫌とかじゃなくて、楽しみどころ分からなかったっていう。
広田 で、今回行ってみてどうだった?
コジマ いい意味で楽しかったというか、ブースひとつひとつが気合はいってるので、目に入ったものを「ん?」と思って見に行って、「おおー」って驚くみたいなのがちょくちょくあって飽きませんでしたね。
広田 印象的だったのは?
コジマ 記事を書いたこともありますけど、「超ゲームエリア」の中にあった「超アナログゲームエリア」ですね。
広田 おおお。また渋いところにw ポーカー、麻雀、ワンナイト人狼が遊べるブースだよね。ニコ動と関係あったのか気になるところだけど。
コジマ これがあるんですよ。ワンナイト人狼でブースの人に話をうかがったところ「人狼をニコ動で見た、興味があってブースに来てみた」って人が結構多いそうなんです。超会議で一緒に来た友人や知らない人とワンナイト人狼をやって「面白かった、またやりたい!」って。
広田 おおー。
コジマ 自分もそれなりに人狼をやってきてましたが、そのときは経験者の人が知り合いを誘ったりして人が増えていく感じなんですよね。人狼に限らず、何事もある程度グループが固まると、外側の人ってなかなか入りにくかったりするじゃないですか。超会議では今まで外から見てた人でも「じゃあ自分も」って行動できたようで、これはいいなーって感じました。
広田 今までの関係をひとっ飛びにしてリアルでつながるってのが結構面白い。ちなみにワンナイト人狼はニコ動運営のメガネ(奥井晶久)さんが考案って聞いたけどね。
コジマ おっ、そうなんですね。

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