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行楽地でも困らない? なくした、壊した スマホトラブル解決法 第3回

スマホ使いは抑えたい! 7つのセキュリティー“落とし穴”

2013年05月02日 12時00分更新

文● 正田拓也

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Q4:スマホのワンクリック詐欺が話題だが、PCだって同じでしょ?

A:スマホはPCより警戒すべし

 ワンクリック詐欺は、PCのウェブブラウザーの操作中にあたかも自分を特定できる個人情報を取られたように思えるものだが、スマートフォンもウェブブラウザーを使っていれば、同様のことは発生する。

 PCであれば、ほとんどのケースは脅すような画面が出るだけで、無視していれば問題ないのだが、スマートフォンの場合はアプリに連動し、そのアプリに対する情報提供を承認していれば、電話番号や電話帳の友人たちの情報にいたるまで、すべて吸い取られる可能性がある。

 アプリのアクセス許可の範囲には十分に注意するとともに、怪しいアプリはインストールしないという基本的な注意事項はきちんと守っておきたい。

Q5:不正アプリをインストールしないようにするには?

A:怪しいサイトを見ない、関わらない

「提供元不明のアプリ」のチェックを外すことで、不正プログラムの導入をある程度阻止できる

「提供元不明のアプリ」のチェックを外すことで、不正プログラムの導入をある程度阻止できる

 AndroidならGoogle Playストアからアプリをダウンロードするが、ストアの中には不正なプログラムが混ざっているケースもある。もはやストアからのダウンロードだからといって安心はできない。

 そこで、注意すべき点はアプリの追加は細心の注意を払うこと。友だちにすすめられたからといって確認もなしにインストールすることは絶対に避けたい。Google Playストアにはレビューページがあるので、もし、何かある場合は、レビューページで真っ先に話題になることもある。アプリの名前でネット検索して評判を確かめるというのも方法だ。

 また、通常は「提供元不明のアプリ」のインストールを「許可しない」設定にしておくのも有効だ。ただし、この状態だと携帯電話事業者が提供する独自アプリのインストールができない場合がある。この場合のみ「許可する」に設定しなければならない。

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