このページの本文へ

行楽地でも困らない? なくした、壊した スマホトラブル解決法 第1回

スマホ&iPhoneの故障に関する10の疑問

2013年04月30日 12時00分更新

文● 正田拓也

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Q3:故障の可能性が濃厚な場合はどうしたらいい?

A:身分確認証持参でキャリアのショップへ

 Q2までの事項を確認し、それでも調子が悪いなら各キャリアのアンテナショップの故障受付に駆け込むのが一番早い。その際、契約者本人であることの証明書(免許証やパスポートなど)などが必要。また、保証の有効期間内ならば保証書が必要で、そのほかに充電器(ACアダプターや卓上ホルダー)なども持参したほうが安心だ。

 ショップの場所がわからないなど、不明点があれば、キャリアの総合案内に電話しても相談してもいい(別の携帯電話か公衆電話を使う必要があるが)。

 iPhoneには保証書が付いていないが、シリアルナンバーごとに履歴がキャリアやアップルに保存されているので、保証書が不要という仕組みになっている。

 また、iPhone以外のスマホも新規契約や機種変更として購入されたものであれば、キャリア側に記録が残っていて保証書なしで対応してくれる場合がある。

 なお、ショップが混み合っている時は1時間以上待たされる場合があり、さらに窓口での故障かどうかの判断や、修理が必要とされた場合の手続きも合わせると結構時間がかかるので、時間には余裕を見たほうがいい。

Q4:故障の際の代替機ってすぐ貸してもらえるの?

A:基本的には貸してもらえるが、必ずしも同一機種ではない

とりあえず手持ちの旧機種にSIMカードを差して使う、という手はあるが、故障した機種と旧機種でSIMカードのサイズが違う場合もあり、必ずしも使える訳ではない

とりあえず手持ちの旧機種にSIMカードを差して使う、という手はあるが、故障した機種と旧機種でSIMカードのサイズが違う場合もあり、必ずしも使える訳ではない

 代替機の貸出は故障受付をしているショップで行なっており、基本的にはそのまま代替機を持ち帰って使うことができる。ただし、在庫の関係で同等の機能の機種がなかったり、まれに代替機が出払っていて、すぐに代替ができないこともある。

 その場合、急ぎならばほかのショップにも問い合わせてみるという手も有効だ。修理といいながらも実際には新品同等の交換用在庫との交換となる場合もあり、交換対応品があるショップに行けば、代替品の心配をするまでもない。

 また、iPhoneのようにアップルストアやアップル製品の正規修理店でも修理を受け付けてくれる機種もある。iPhoneは交換対応が多く、その場合は代替機の貸し出しを受けるまでもない。

 さらにSIMカードの不具合でなければ、代替機を借りずに自分の手持ち機種で代用することも可能だ。NTTドコモやソフトバンクで、SIMカードのサイズ(microSIMかどうか)や通信方式が同じならば手持ちの旧機種などにSIMカードを差し替えて使うことができる。

 auの場合は差し替えだけでは動かない場合があるが、以前に同じSIMカードで使っていた機種で、その後ほかのSIMカードで使っていなければ、動作する可能性が高い。

 なお、ショップに足を運べない、という場合でも各キャリアの保証サービスに加入していれば電話1本で交換品を送付してもらえる(後述のQ9を参照)。ただし、その場合は交換機到着までに1~2日かかる。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン