19日（金）
・「Siri」の音声データは最大2年間保存
米アップルはiPhoneやiPadなどのiOS端末で利用できる音声アシスタント機能「Siri」を利用したユーザーの音声データを、最大2年間保存していると米WIREDが現地時間19日に報じた。米アップルの広報担当者が同メディアの取材に対してコメントしたもので、同機能の改善のために収集しているが、匿名化しているためユーザー個人は特定されないとしている。
22日（月）
・iPhone、グーグルの特許を「侵害せず」
iPhoneなどに使われるセンサー技術をめぐり、米グーグル傘下のモトローラ・モビリティが米アップルを特許侵害で提訴していた件で、米国際貿易委員会（ITC）は現地時間22日、モトローラの特許が有効ではないとの最終判断を下した。これにより、アップルはiPhoneの米国への輸入禁止の事態を回避した。
23日（火）
・10年ぶり減益
米アップルが23日（現地時間）に発表した2013年度第2四半期 (1月-3月)決算の売上高は前年同期比で11％増の436億ドルとなったが、純利益は同18％減の95億ドルとなり、実に10年ぶりの減益決算となった。主力商品のiPhoneやiPadの販売台数は伸びているが、iPad miniなど利幅の薄い低価格商品の人気が利益率低下の要因となっている。
24日（水）
・WWDCの開催日発表
アップルは24日（現地時間）、開発者向けのカンファレンス「Worldwide Developers Conference（WWDC） 2013」を現地時間6月10日～14日の5日間で、米サンフランシスコのMoscone Westにて開催すると発表した。初日の基調講演は例年通りなら6月10日午前10時の開幕と同時にスタートするとみられる。
・iTunes Store10周年記念で特集ページ公開
2003年4月28日（現地時間）にスタートしたアップルの音楽配信サービス「iTunes Music Store」が10周年を迎え、アップルは現地時間24日、iTunes内に記念コーナー「A DECADE OF iTunes（iTunes 10年の歩み）」を開設した。iTunes Storeのこれまでの歩みを振り返るとともに、2003年から2013年までのヒットソングやアルバムを紹介している。
25日（木）
・初めての社債発行へ
米アップルが初めての社債発行を検討していると英ファイナンシャル・タイムズなど複数メディアが25日（現地時間）に報じた。報道によれば、アップルが保有する資金の大半が国外にあり、これを自社株買いや配当金の支払いのため米国に送金した場合には多額の税金を課されることから、社債を発行することで資金を有効活用するのが狙いとのこと。
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