たった2時間で売り切れた印鑑
まずは発端となった痛印堂の担当者に話を聞いたところ、「合計で1000本ほど用意していたのですが、2時間ほどで売り切れました」とのこと。
銀行や公共機関で使用しても問題ないことから、単なる限定グッズではなく、実用性がある製品ということで、注文が殺到したのだろう。ウェブサイトでの注文なのだが、発売日である25日にサイトの一部でトラブルが生じたことからも、売れ行きが異例なのは明らかだ。
なお、痛印堂ではまどマギ印鑑を「アニメ印鑑シリーズ第一弾」としており、第二弾も用意しているそうだ。
800台限定のノートPCはまだ間に合う
続いてまどマギとのコラボレーションモデルのノートPCを発表したマウスコンピューターに聞いたところ、「だいぶ受注はいただいており、好評です」とのこと。
とはいえ、「近々で締め切ってしまうということでもない」そうだ。さすがにノートPCともなると、「ポチる」感覚では買えないのが理由だろう。GW中であれば間に合いそうだ。
ちなみにコラボレーションモデルは、鹿目まどかデザインモデル「LB-L420-MK」、暁美ほむらデザインモデル「LB-L420B-HA」、まどか☆マギカデザインモデル「LB-L420B-MM」3タイプある。それぞれ売り場も違い、鹿目まどかデザインモデルはマウスコンピューターのウェブサイトおよびダイレクトショップ。暁美ほむらデザインモデルはパソコン工房・グッドウィル・フェイス・ツートップのウェブサイトおよび実店舗。まどか☆マギカデザインモデルはソフマップドットコムおよび実店舗で販売している。
14型のウルトラブックで、重さは約1.58kg、サイズは幅336×奥行き237×高さ20mmなので、外出時にバッグに入れて持ち歩くと便利だろう。
他のアニメの楽譜よりも早いタイミングで重版
面白い関連グッズとしてはピアノソロの楽譜だ。ヤマハミュージックメディアが出している「ピアノソロ 魔法少女まどか☆マギカ」は2012年11月に発売され、現在第2版が出ている。
販売担当者によると、「こういったアニメの楽譜には一定のファンがいるので、重版自体は珍しくありません。ただ、従来よりも重版のタイミングが早いことは確か」だそうだ。また、同社では第3版の検討もしているという。
ちなみにこの楽譜はアニメのテーマソング「コネクト」「Magia」、作中のBGM「Credens justitiam」ほか、劇場版のテーマソング「ルミナス」(前編)、「ひかりふる」(後編)を収録している。
さらに、楽譜でしか読めないClariS、Kalafinaのスペシャルインタビューが載っていて、豪華な仕様となっている。
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ピアノソロ 魔法少女まどか☆マギカヤマハミュージックメディア
劇場版の関連グッズはまだまだたくさんある。興味をひかれるところでは、サーフボードだ。ちょっと考えられない組み合わせで、価格も9万2400円と高め。だが、2012年の10月に販売を開始して、現在は売り切れ。販売元に尋ねると、追加で生産する予定はないという。
以前にも、アニメ「けいおん!」で使われた楽器やヘッドホンが話題になっていた(関連記事)。まだまだアニメの関連グッズというのは、(作品の人気次第という面もあるが)人気が高いのかもしれない。