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透明の天板で原稿の内容を確認しながらスキャン・コピー

驚くべき複合機、ENVY 120は最早ガラス製インテリアだ

2013年04月30日 09時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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操作は上部から見るだけで完結

 また本体下部に収納された給紙トレーや、印刷した原稿を置くための廃紙トレーを手で引き出すといった操作は一切必要ない。独特な未来的とも言えるギミックを使って、ボタンを押すだけで自動的に前へ引き出される仕組みだ。

 前面の右端にはSD/MMC、メモリースティック Duoのリーダー、およびUSBメモリーを差すためのポート備える。引き出すとポートが上を向くため、差しやすく確認がしやすい。使ってみると、いままでの複合機がなぜこうしなかったのかと疑問に思うほど快適だ。

 液晶ディスプレー上では、読み込んだ画像のサムネイル表示や編集が可能で、スワイプ操作などジェスチャーを使った操作にも対応する。表面の手触りも手伝って、まるでスマートフォンを触っているような印象だ。

 また小さなポイントではあるが、電源が本体に内蔵されており、設置に不便なACアダプターが不要になる、すなわち電源ケーブルが本当の「ケーブル」のみになっている点も嬉しい。大きな箱のようなアダプターは何かと取り回しに困るものだからだ。

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