エプソンダイレクト初のウルトラブック
Windows 8の登場以降、PCの新しいスタイルとして、着実にそのラインナップを増やしているのが、ノートPC・ピュアタブレットのイイトコどりができるコンバーチブルタイプのPC。この4月にエプソンダイレクトが満を持して世に送り出す「Endeavor NY10S」も、そんなコンバーチブルタイプで、しかも同社モデルとしては初となるウルトラブックだ。
11.6型タッチ対応液晶ディスプレーを搭載した本製品では、タブレットスタイルの状態から、液晶部のみをスライドして立たせることにより、ノートPCのスタイルで使用ができるようになっている。カーソル移動やメニューの選択などは、タッチ操作で動かすことが前提となっており、ノートPCスタイルではキーボード入力とタッチ入力をミックスして操作するのが特徴的だ。
なお、本製品はBTOではなくパッケージモデルとなっており、仕様は固定されている。そのためもあってか、CPUにはCore i7-3537Uプロセッサー(2GHz)、メモリーは8GBを搭載と、ほかのコンバーチブルPCと比べて引けをとらない高いスペックを誇っている。一方で記憶媒体は124GBのSSDと、こちらはやや抑えられているが、クラウドサービスやファイルサーバーとの併用で、記憶容量の少なさは十分にカバーできるだろう。
また、インターフェースだが、本体右側面にUSB3.0を2基装備。加えて、ミニHDMI端子も備えており、HDMIに対応したディスプレーとの接続も容易にできる。さらに、本体背面にはメモリーカードスロットを備え、高速なSDXCや各種カードに対応している。
ネットとの接続は、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANに加えて、1000Base-T対応の有線LANポートも搭載しており、接続方法のバリエーションの多様さも、当モデルの売りのひとつとなるだろう。
